こんにちは、sho-designです。
楽天のポイントが溜まってきたので、思い切ってレンズと交換してしまいました!
以前、海で撮影した際にサーファーを撮っていたのですが、やっぱり焦点距離200mmだと被写体に寄りきれない物足りなさが、、、 ^^;
もっと寄って撮りたいという欲求を満たしたかったのですが、Lレンズの70−300mmを買うには予算が高すぎるし、、、かと言って単焦点の望遠を買うほど、望遠を必要としているわけでもないし、、、
そんなこんなで色々調べていたところ、2016年末にCanonが出したレンズ、
EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
に惹かれました。
実際に家電量販店で実機を触ってみて、そのAFの速さに驚かされ、描写力も悪くない。
コレに決めた!と、楽天のボタンをポチッと押し込みました!
この記事の目次
EF70-300mm F4-5.6 IS II USM 開封の儀

EF70-300mm F4-5.6 IS II USMの箱です。
実は新品のレンズを購入するのはかなり久々なので、箱から新しいレンズを取り出すのは、かなりワクワクでした 笑

上部を開けてみます。
保証書が一番上に入れてあり、レンズを固定するようのプラスチックケースが見えました。

プラスチックケースを引っ張り出すと、エアキャップに包まれたレンズとマニュアル。
レンズのマニュアル、、、これも久々に見たな ^^;

マニュアルは
- 日本語
- 英語
- フランス語
- スペイン語
- 中国語
- 韓国語
の言語が1冊にまとまっています。
そして、、、全然読まずに箱へしまいました 笑

エアキャップを外し、いよいよレンズとご対面!
ツヤ消しでマット感があり、値段の割には高級感を感じます。
(kissシリーズに付いてくる標準ズームは、かなり軽くてチープな感じがするので ^^;)
重さは710g。やはり持つとズッシリきますね。

レンズが勝手に伸びないように、ロックボタンがあります。
左側には焦点距離・最短撮影距離・絞りを表示させる用の液晶パネルが。
レンズ自体に液晶が付いている、コレがかなり新しい!
ボディがバリアングル液晶の場合には役立つのでしょうが、僕の持っている5Dではそんなに活用する機会がなさそうなのでちょっと残念 ^^;

クルッと回すと、モードの切替ボタン・オートフォーカスボタン・スタビライザーのボタン。

レンズを買ったら最初にすることの1つ。
フィルターを装着!
今回はkenkoのフィルターを購入しました。

もう一本持っているズームレンズ、EF70-200mm F4L USMとの比較。
標準の高さはEF70-200mm F4L USMがやや高め。
重さは705gなので、ほぼ同じです。
個人的意見ですが、やはり見た目のカッコよさは白玉Lレンズには敵わないですね 笑

EF70-200mm F4L USMはピント合わせの際に長さが変わらないインナーフォーカス方式なので、サイズはそのまま。
一方、EF70-300mm F4-5.6 IS II USMはズーム時に筒が伸びるので、焦点距離300mmにした時の全長はかなり長くなります。
防塵仕様ではないので、隙間からの塵や埃の侵入には気を付けたいですね。

EF70-300mm F4-5.6 IS II USMのデメリット、それは、、、
フードとポーチが標準で付いていない!
ということです。
試しにEF70-200mm F4L USMのフードを付けてみようとしましたが、、、
ギリギリのラインでハマらない!!
まさかの展開です、、、。
色んなサイトでレビューなどを見ましたが、やはりフードが付いていないのがこのレンズを購入する際の不満点であることは明らかですね。
しかも、純正のフード【ET-74B】は相場で4,000円程度の価格。
ポーチはまだしも、せめてフードは付属させていて欲しかったですね ^^;
後日、【ET-74B】を購入したのでレビュー記事もどうぞ
実際にEF70-300mm F4-5.6 IS II USMを付けてみた

ボディ(EOS 5D mark3)にEF70-300mm F4-5.6 IS II USMを装着してみました。
長い〜、黒い〜、そんな感想です 笑

横から見るとこの長さ。
ボディの幅の倍はあるので、持ち上げるとかなりズッシリと重くなります。
そして肩にかけても幅を取るので、人混みで扱う際にはぶつからないように注意が必要です!

さらに300mmマックスまで伸ばすとこの長さ!
ボディ幅の3.5倍まで長くなります 笑
やはり機動力に関してはかなり厳しいところがありますが、300mmを使うためにはガマンですね ^^;
レンズについている液晶パネル

ボディの電源を入れると、同時にレンズの液晶も立ち上がります。
液晶には数種類の情報が表示されるのですが、まずこちらは撮影距離表示モード。
被写体まで、どのくらいの距離に近づけるかを教えてくれます。
下のメモリは被写界深度を表示しています。

こちらは揺れ量表示モード。
レンズ側で、縦横水平を測ってくれます。

こちらは焦点距離表示モード。
すぐ真上に焦点距離が書かれているので、必要あるのかな〜と思ってしまいましたが、、、 ^^;

MODEボタンを長押しすると、背景の白黒が反転します。
周囲の光の環境で、見やすい方を選べます。
EF70-300mm F4-5.6 IS II USMで試し撮り
とりあえず、開封してすぐの試し撮り
せっかくなので新しいレンズを試し撮り。
真夜中にも関わらずフラッシュを焚いて撮影してしまいました 笑

焦点距離:70mm

焦点距離:100mm

焦点距離:135mm

焦点距離:200mm

焦点距離:300mm
おまけ:EF70-200mm F4L USMの焦点距離200mmと比較

以前から使っている、EF70-200mm F4L USM、いわゆる白玉Lレンズとの比較をしてみました。(Lレンズでも一番安い望遠ですが 笑)
焦点距離が200mmなので、同じ距離で比較してみました↓↓↓
[twenty20 img1=”775″ img2=”777″ offset=”0.5″]
左:EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
右;EF70-200mm F4L USM
三脚でなく手持ちのため、若干位置がズレています ^^;
しかしボディが同じ設定でも、Lレンズの方がやや明るくクリアな感じがしますね〜
細かいピントなどは確認していませんが、やはりLレンズの描写力は一線を画するものがありますね!
外に出て試し撮りしてみました

家のベランダから、外にある木の葉を撮影。
細かい部分もキレイに表現されていますね。

育てている、バジルの葉。
2mくらい離れて、300mmで撮影。
良い感じに後ろもボケています。

30mくらい離れた電柱の上の部分をパシャリ。
300mmだと、ココまで寄れて楽しいです ^^

遊んでいる子供の姿を撮影。
ナノUSMの恩恵か、動いていてもピントがバッチリ合います!

公園に咲いていた花。
最短撮影距離が1.2mなので、マクロっぽい写真も撮れるのがありがたいです ^^


紫陽花の引きと寄りの写真。
トリミングですが、さらに寄って見せられるのが嬉しいですね ^^
解像度も高く、質感が良い感じに出ています。
EF70-300mm F4-5.6 IS II USMのレビュー
EF70-300mm F4-5.6 IS II USM 3つのメリット
爆速AF(オートフォーカス)
Canonの新しいAFの技術であるナノUSM。
このAFの性能の速さに驚きました!!
優れた制御性と静粛性で動画撮影にも最適/ナノUSM
ナノUSMはその名の通り、小型のUSMです。小型化実現のため、チップ状に薄型化した小型振動子を新開発。小型でありながら高トルクなため、リングUSM同様高速で快適なAFを実現します。また優れた制御性と静粛性を兼ね備え、STM(リードスクリュータイプ)同様に動画撮影やライブビュー撮影時にも高いパフォーマンスを発揮する、革新的なAFアクチュエーターです
引用:Canon 公式サイト
使用しているボディ(EOS 5D mark3)のAF性能ももちろん良いのですが、Lレンズなどと比べてもこのナノUSMを搭載したレンズのスゴさにまず驚かされます。
被写体にピントを合わせる際、カメラを半押しした瞬間に「スッッッ!ピピッ!」って感じで捉えてくれます(伝わりますでしょうか ^^;?)
USM搭載レンズ:ッッス。ピピッ!
ナノUSM搭載レンズ:スッッッ!ピピッ!
わかりにくいでしょうが、そんな感じ 笑
とにかく、体感してみるとわかります。
AFの速さが、かなり気持ち良いです!
旧型Lレンズにも劣らない描写力
試し撮りでも紹介しましたが、今僕が使っているEF70-200mm F4L USMと比較しても、レンズの描写力にはそこまで大きな差が無いと思いました。
EF70-200mm F4L USM自体が、販売されてから少し時間が経っているレンズなので、新しい技術がそこに追いついているのかもしれません。
が、とはいえCanonの高級ラインナップであるLレンズに近いレベルで撮れるのはかなりの強み。
つや消しマットな鏡筒がカッコイイ
最近のレンズには標準なのかもしれませんが、鏡胴がツルッという感じではなく、マットな質感でカッコイイです。
レンズにしては安い部類に入りますが、値段なりのチープ感は無いと思いました。
EF70-300mm F4-5.6 IS II USM 3つのデメリット
重い・長い・さらに伸びる
EF70-300mm F4-5.6 IS II USM、やはり重いです。
さらに、ズーム時に鏡筒が伸びるので更に重さを感じ、ホールドしていると疲れます。
EF70-200mm F4L USMのように、伸びないインナーフォーカス方式に慣れてしまうと、伸びるレンズはやっぱりすこし億劫なところが、、、 笑
一眼レンズの宿命とはいえ、やはり軽い・コンパクトなどの機動性は、ある程度確保出来た方がありがたいですね。
フードが標準付属でないのが辛い
レンズ保護やフレア・ゴーストを抑えるためのフードが、標準で付いていないのもやはりデメリットですね。
純正のものは4,000円位しますし、出来れば付けておいて頂きたかった 苦笑
望遠レンズは人やモノにぶつかる可能性も高いので、やはりフードは付けておきたいところ。
EF70-200mm F4L USMのフードが使い回せていればなぁと、しみじみ思います。
液晶パネルの使いみちに困る
バリアングル液晶搭載のボディであればローアングル時に重宝するのでしょうが、今使っているボディではそんなに使用機会が、、、 ^^;
正直な気持ち、液晶部分を無くして、その分価格を安くするかフードを付けて欲しかったなぁと思います。
EF70-300mm F4-5.6 IS II USM 価格は?
価格コムでの本日現在(2017/06/23)の最安値は50,632円。
中古であれば45,000円くらいが相場のようですね。
レンズに関しては、いつも大体中古品を購入しているのですが、こちらのマップカメラさんがオススメ。
値段も手頃で、レンズの種類も豊富です。
また、1年間の保証もついているのが嬉しいですね。
運営会社も上場企業なので、信頼感もありますよ。
EF70-300mm F4-5.6 IS II USM まとめ
メリット・デメリットを挙げましたが、実際に使ってみた気持ちとしては、かなり楽しいレンズです!
やはりナノUSMを搭載したAFの速さがあまりに気持ちよく、動く被写体を撮影するのがかなり楽ちんです。
まだ撮ったことがありませんが、子供以外にも動物や乗り物などにもチャレンジしてみたいですね。
僕はフルサイズ機でこのレンズを使用していますが、もちろんAPS-Cセンサーでも良い撮影が出来るはずです。
焦点距離が480mmまで伸びるので、かなりの望遠撮影も可能ですね。
その焦点距離であれば、空港まで行って飛行機の撮影とかやりたくなります 笑
EF70-300mm F4-5.6 IS II USM、標準ズームレンズの次に試してみたり、少し暗めでも構わないから望遠が欲しいというユーザーにピッタリですよ。
オススメの一本です ^^