こんにちは、sho-designです。
EOS RPを使い始めてみて、もう3ヶ月が経ちました。
3ヶ月、色々と使い回してみて思ったこと、それは、、、
EOS RP、めちゃめちゃ良い!
ミラーレスカメラ、意外と使いやすい!
ということ。
EOS RP、使い慣れてくるとかなり便利に感じられます。
もはやEOS 5D markⅢがサブ機になってしまいそうな勢い。
今日はそんなEOS RPを使ってみて良かったと思えるメリット、それを5つ挙げていきたいと思います。
そしてもちろん、EOS RPは完全なる神機と思っているわけではないです。
使ってみて感じている、「3つのデメリット」も併せてピックアップしてみました。
この記事の目次
EOS RPを使ってわかった、5つのメリット
ではまず、「EOS RP、良いじゃん!」と思えた5つのメリットをご紹介します。
1.重量の軽さ
まずはEOS RPの重さ。
最初に挙げるだけあり、これが最も大きなメリットだと僕は思っています。
最初に使い始めた時は、「EOS 5D markⅢに比べて軽いな〜」程度に思っていたのですが、久しぶりにEOS 5D markⅢを持ってみると、、、
なんだコレ、重っ!!
って正直思いました 苦笑
EOS RPとEOS 5D markⅢの重さ比較
「EOS RP:440g」に対して、「EOS 5D markⅢ:860g」
ほぼ、倍!!
EOS 5D markⅢで撮影する時、EOS RPを2つ持って撮影しているっていうことになりますよね ^^;
EOS RPを使い始めの頃、正直な気持ち「重さが無いと手ブレしたりバランス取れないだろう」という偏見を持っていました。
が、実際はそんなこともなく、軽い重量の機動性こそ正義と思えるようになってきました 苦笑
レンズとのバランスの兼ね合いもありますが、望遠の重いレンズを普段はあまり使わないので、135mmくらいの長さでも問題なく振り回せています。
EOSの上位機種を使っている人がEOS RPを使い始めたら、この軽さには感動して、もう重たいカメラを持ちたくなくなると思います ^^;
2.タッチシャッター
次に挙げるのがタッチシャッター。
EOSシリーズでも、ここ数年のうちにリリースされた機種にはエントリー機にも付いていると思います。
EOS 5DもⅣには搭載されていると思うのですが、Ⅲでは残念ながら使えません。
そもそもEOS 5D markⅢがタッチパネルではないので ^^;
タッチシャッターがどんな場面で使えるかというと、静的な写真を撮る際のピント合わせです。
店舗の内観写真や、ポートレートで瞳にフォーカスを合わせる際、モニターのその部分をタッチするだけでシャッターが切れるという機能。
特に開放F値でポートレートを撮る際、被写界深度がかなり浅くなりますよね。
そんな時にタッチシャッターでのレリーズを活用すると、ピントを合わせたい場所を触るだけで、フォーカス→レリーズと動作してくれるので非常に楽です。
ファインダーを覗かないで撮影することには賛否両論ありそうですし、僕自身もちょっと物足りないなと思う部分もあるのですが、、、
一度使ってみると、めちゃめちゃ便利でハマります 笑
3.EVF
次のメリットはEVF、電子ビューファインダーですね。
ミラーレス一眼の場合、ファインダーを覗いても現実の風景が映るわけではなく、センサーを通して映像化した風景が映ります。
普通のデジタル一眼レフカメラを使っていると、最初は違和感しか無いのですが、、、
慣れると意外にも使いやすい
という感想にたどり着きました。
というのも、設定した数値での完成図が、すでにファインダーの中で確認できるんですね。
今までは、「撮影→カメラの再生ボタンで確認する」と言った作業を繰り返していましたが、その動作が減りましたね。
シャッターを切った瞬間に、「こんな感じで撮れている」というのがファインダー越しで把握できるので、リズムよく撮影が出来ます。
4.アプリとの連携
Canonのカメラ、EOSシリーズで使えるアプリ「Camera Connect」。
このアプリを使うことで、
- カメラ内の画像一覧をスマホやタブレットで確認→転送
- リモートライブビュー撮影
- Bluetoothリモートコントローラー
といった機能が使えます。
ちなみに対応機種は、、、
EOS-1D X Mark II/EOS 5D Mark IV/EOS 5Ds/EOS 5Ds R/EOS 6D Mark II/EOS 6D/EOS 7D Mark II/EOS 80D/EOS 70D/EOS 9000D/EOS 8000D/EOS Kiss X10/EOS Kiss X9i/EOS Kiss X8i/EOS Kiss X9/EOS Kiss X90/EOS Kiss X80/EOS R/EOS RP/EOS Kiss M/EOS M5/EOS M6/EOS M3/EOS M2/EOS M100/EOS M10
となっており、比較的最近の機種が対象となっています。
Wi-Fiで繋ぐため、若干接続スピードは遅いのですが、、、
リモートライブビュー撮影では、スマホの画面を見ながらフォーカス位置を変えたり、絞り・シャッタースピード・感度を調節できたりします。
そしてEVF同様、画面に仕上がりの画が見えるので、静的な被写体を撮るのにかなり楽ですね。
EOS RPから離れて、スマホでリモート操作しながらの撮影は、ちょっと近未来的な感じがして感動しますよ 笑
5.瞳AF
そんなに頻繁には使わないのですが、新しく搭載されたAF機能の「瞳AF」もなかなか便利。
ポートレートを撮影する際、モデルさんの瞳に自動的にフォーカスを合わせてくれるという機能。
毎度AFのエリアを動かさなくても良いので、かなり楽です。
ただ、絞りがf1.4など、被写界深度が浅い場合の設定だと、少しピントが甘い感じもしました。
その場合は被写体の瞳などにズーミングして、タッチシャッターなどでフォーカスを合わせると撮影しやすいのでオススメ。
EOS RPを使って気付いた、3つのデメリット
さて、メリットを紹介した後は、正直な気持ちでデメリットもご紹介します!
良いところもあれば、「ココをもっとこうして欲しい!」というポイントもあるのは仕方ないことですよね。
ぜひCanonさんに届いてくれれば嬉しいですね 笑
1.バッテリーの消耗スピード
EOS RPは、LP-E17という型番のCanon純正バッテリーを使用しますが、フル充電だとしても平均して200枚程度の撮影可能枚数。
実際に使ってみると、まぁ300枚位は撮影が出来たのですが、、、
やっぱりバッテリーの弱さは気になる!
EOS 5D markⅢの場合、LP-E6Nというもう少し大容量の純正バッテリーを使うのですが、1000枚くらいの撮影は余裕で可能なんですよね。
予備バッテリーを持っていたとしても、1,000枚ほどの撮影はちと厳しい感じがします。
一日フル稼働する撮影では、途中で充電が必要になる可能性が大きいです。
軽量化を目指した機種とは言え、バッテリーはLP-E6Nを積んでほしかったですね ^^;
バッテリー問題はやはり大きいので、LP-E17の予備バッテリーは必ず一つは持っていた方が良いです。
ちなみに、LP-E17の互換バッテリーは純正よりも安く販売されていますが、あくまで使用は自己判断で ^^;
USB-typeCのケーブルで本体からも充電が可能
USB-typeCのケーブルで本体からも充電が出来るので、チャージャーと本体の2つで充電も可能です。
旅行の前や最中には、しっかりと2つのバッテリーを充電して、さっと交換できるようにしておいた方が良いですね。
僕が実際に使っているものですが、Ankerの大容量チャージャーとUSB-Cのケーブルが安くてしっかりしているのでオススメします!
2.ストロボを利用する際のEVF
ストロボを使って撮影する際、被写体に対して露出をブラックボックス化させて撮影することが多々あります。
この時、EVFを覗くと真っ暗な状態 ^^;
デジタル一眼レフカメラの場合、設定では真っ暗になるとしても、ファインダー越しには人間の眼と同じ環境で被写体を見ることが出来るんですよね。
EOS RP、EOS Rではそれが出来ないのが、ちょっと微妙なポイント、、、
ストロボの光を露出に加えるとする場合、実際にその光を発光させるまで構図がわからない状態になるんです。
出来ればモデリングランプ無しでも、半押し状態の最中くらいは、しっかりと被写体が見えればなぁと思いました ^^;
3.サイレントシャッターがマニュアルで使えない
演奏会などを撮影する際、サイレントシャッターは最高に便利な機能だと思うんです。
しかし、EOS RPではマニュアルモードでサイレントシャッターが使えないという、悲しすぎる設定。。。
EOS Rではマニュアルモードでもサイレントシャッターが使えるらしいんですけど、なぜこんな仕様にしてしまったか、、、
もちろん使えないわけではなく、「SCN」モードという、シーンに合わせて撮影するモードで使用が可能。
ただ、これは初心者用のオートモードに分類されるため、、、
絞り・シャッタースピード・感度が設定できない!
ので、ほぼ使えないに等しいです ^^;
サイレントシャッター機能がマニュアルで使えれば、EOS RPの価値もさらに高まったのに、、、残念!!
使ってみてわかった、EOS RPのメリットとデメリット まとめ
僕が3ヶ月使ってみた感じたメリットとデメリットをご紹介しました。
良い点と悪い点の両方があるのですが、結論を言いますと、、、
慣れるとEOS RPは使いやすい
の一言です。
ミラーレス一眼カメラに慣れるまで、やはり少し時間はかかります。
が、程なくして慣れるので、その辺の心配はしなくても多分大丈夫だと思います。
EOSのkissシリーズや2桁D(60D,70D,80D)を使っていて、フルサイズに移行してみたいな〜と思っている人にはめちゃめちゃ良い機種ですよ。
価格も上位機に比べれば安い方ではありますので、旅先のスナップや、子供の成長記録用にいかがでしょうか ^^
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