こんにちは、sho-designです。
今回の記事、Canonのレンズを「買ってみた」シリーズなのですが、正確には譲って頂いたが正解です!
カメラ仲間から、貴重なレンズ(しかもほぼ新品に近い、めちゃくちゃキレイな状態、、、)を譲って頂いて、本当に感謝感謝です!
今まで標準ズームのレンズと言えばCanon EF28-70mm F2.8L USMを使っておりました。
が、いつ買い換えようかとちょうど悩んでいたところなんです。
そこに来て、「良かったら、レンズ使いませんか?」と嬉しすぎるお誘いを頂きましたので、一瞬にして飛びつかせていだきました 笑
Canonの誇るL(Luxury)レンズ。
その中でも標準ズームの定番と言われるEF24-70mm F2.8Lシリーズの最新版!
EF24-70mm F2.8L II USMの開封の儀とレビューをお届けします ^^
この記事の目次
EF24-70mm F2.8L II USMはどんなレンズ?
以下、Canonの公式サイトより引用です
EF24-70mm F2.8L II USMの基本情報
- 型番 EF24-70L2
- 商品コード 5175B001
- JANコード 4960999-780719
- 希望小売価格 230,000円(ケース・フード付き、税別)
EF24-70mm F2.8L II USMの特徴
高画質と高耐久性とを兼ね備えた、高性能大口径標準ズームレンズ。
非球面レンズ3枚とスーパーUDレンズ1枚、UDレンズ2枚を採用し、ズーム&画面全域で従来機種以上の高画質を実現。
また9枚羽根の円形絞りを採用したことにより、円形に近い美しいボケ形状にすることができます。
日常的なシーンでより幅広い表現ができるレンズです。
EF24-70mm F2.8L II USMの搭載テクノロジー
非球面レンズ
優れた描写力を発揮する非球面レンズ。
球面のレンズではどうしても発生してしまう写真の歪みを、キヤノンならではの光学技術で取り除きます。
研削非球面レンズ
Lレンズならではの研ぎ澄まされた描写性能を実現する、より精度の高い加工技術によって作られた非球面レンズを採用しています。
UDレンズ
写真の色にじみを効率的に除去するUDレンズ。鮮明で美しい描写と、コンパクトなレンズ設計を可能にします。
スーパーUDレンズ
UDレンズの光学性能を向上させ、色収差の補正、レンズ本体のコンパクト化に大きく貢献する光学技術を採用しています。
リングUSM
高トルク・高レスポンスなモーターにより、素早いピント合わせを可能にする。
ウルトラソニックモーター(USM)を搭載しています。快適なオートフォーカスを実現します。
インナーフォーカス
レンズのコンパクト化と快適なAF操作を実現するインナーフォーカス方式を採用しています。
ピント合わせの際にレンズの全長が変わらないのも特長です。
フッ素コーティング
レンズ表面に付着した汚れを、簡単に取り除くことができるフッ素コーティング。
安心して撮影に臨むことができます。
フルタイムマニュアル
オートフォーカスの後、フォーカスリングを回転させるだけで即時にマニュアルフォーカスが可能です。
防塵・防滴
過酷な状況での撮影においても、ホコリや水滴の侵入を防ぐ防塵防滴構造を採用しています。
EF24-70mm F2.8L II USMの仕様
画角(水平・垂直・対角線):
74°〜29°・53°〜19°30’・84°〜34°
レンズ構成:
13群18枚
絞り羽根枚数:
9枚
最小絞り:
22
最短撮影距離:
0.38m
最大撮影倍率:
0.21倍(70mm時)
フィルター径:
82mm
最大径×長さ:
φ88.5mm×113.0mm
質量:
約805g
EF24-70mm F2.8L II USM 開封の儀
自分で新品を購入したわけではありませんが、、、
譲り受けた状態がほぼ新品に近いため、せっかくなので開封の儀を 笑
EF24-70mm F2.8L II USMの化粧箱
中古でレンズを購入すると、化粧箱がないパターンがほとんどです。
なので、化粧箱付きはやはりテンション上がりますね 笑
Lレンズの赤ラインが妖しく輝いています!
反対側にはレンズ名が。
ズームレンズではf2.8が最高スペックなのですが、箱に書いてあると嬉しい 笑
開けると発泡スチロールの上蓋が姿を見せます。
中には、
- レンズ本体
- 純正フード
- レンズポーチ
が入っていました。
EF70-300mm F4-5.6 IS II USMの時は、フードもポーチも別売りで同梱されていなかったんですけどね、、、 ^^;
EF24-70mm F2.8L II USM レンズ本体
EF24-70mm F2.8L II USMの本体とご対面です!
やはり新しいレンズはテンションが一気に上がります!!
Lレンズの証である、赤ラインがなんともカッコイイ、、、
これを装着しているカメラを持っているだけで、スゴ腕カメラマンに見えるから不思議です 笑
レンズが伸びない用のロックボタンも付いています。
実際に持ってみて思いましたが、ズームリングはかなりしっかりしています。
なので、普通に使っていれば望遠レンズのようにビヨーンと伸びることは無さそうです。
EF24-70mm F2.8L II USM フィルター・キャップ・フード
ありがたいことに、前オーナーさんがフィルターも付けてくれました 泣
しかもCanon純正フィルター!!
僕はいつもケチってアマゾンで安いフィルターを買っているので、純正フィルターは素直に嬉しいです ^^
ちなみにフィルター経は82mmです。
前玉も傷など一切なく、とてもキレイです。
そして82mmの口径は、やはり大きく感じますね。
レンズキャップを付けるとこんな感じ。
最近のレンズキャップは中央につまみがあるので、とても外しやすいです。
昔のモデルはサイドに付いているものが多いので、フードをした状態だと外しにくいものも ^^;
フードも付けてみました。
花形のフードですね。
結構コンパクトなサイズだったので驚きです!
フードを付けてキャップを外すとこんな感じ。
いやー、カッコイイ、、、
早く外に持ち出したい、、、
フードには脱着用のボタンが。
これもあると意外と便利なポイント。
ボタン付きのものに慣れていないと、「あれ、フードが外れない!?」となって焦ったりもします 笑
収納する時はこんな感じで、フードを反対に装着。
重たいけど、意外とコンパクトですね。
EF24-70mm F2.8L II USM レンズポーチ
大口径レンズのため、さすがにポーチも大きい!
すっぽりと収まるので、単体で持ち運びする時には重宝しそうです ^^
EF28-70mm F2.8L USMと
EF24-70mm F2.8L II USMを比較
EF28-70mm F2.8L USMとEF24-70mm F2.8L II USMを並べてみました 笑
EF28-70mm F2.8L USMは2世代前のモデルなので、祖父母と孫といったところでしょうか。
技術的な細かい違い(スペックアップ)はかなりあると思いますが、わかりやすい点でざっくり比較すると、、、
- 焦点距離28mm→24mm:より広角を写せる
- 880g→805g:軽量化
- 最短撮影距離0.5m→0.35m:より近づける
- 最大撮影倍率0.18倍→0.21倍:より大きく撮影出来る
- レンズ構成が11郡16枚→13群18枚:より複雑な構成に
といった5つのポイントですかね。
実際に、外観の比較を見ていきましょう。
ズームして伸ばしてみました。
EF24-70mm F2.8L II USMの方が長くなりますね。
しかし、一つ不思議なことに、EF28-70mm F2.8L USMはズームを伸ばすと広角になるのです!
これはかなり謎で、伸びている時が広角で、縮んでいる時が望遠、、、
この次のモデルからその作りは無くなったようなのですが、最初使った時はかなり違和感がありました 笑
次に純正フードの違い。
EF28-70mm F2.8L USMの方がかなり大きいですね。
実施につけてみると差は圧倒的です。
レンズ本体を全部伸ばしたとしても、このフードの長さで全長が勝ってしまいますね ^^;
どちらも光を吸収するために、内側は起毛加工になっています。
ただのプラスチックよりも、こっちの方が触って気持良い 笑
最後にレンズキャップ。
ここにCanonレンズの時代を感じます!
先程も書きましたが、やはりサイドのボタンはフードを付けている時に、ちょっと外しにくいですよね。
個人的にも中央をつまむキャップのほうが使いやすくて好きです。
1993年→2012年と、約20年の月日がこれだけの進化を遂げたんですね。
それでも、今なおEF28-70mm F2.8L USMも十分現役で活躍しているので、やはりレンズは長く使えるものなんだなぁと実感させられました。
EF24-70mm F2.8L II USMを、EOS 5D mark3に付けてみた
ここからの撮影はEOS M100です 笑
実際にEF24-70mm F2.8L II USMを、愛用しているボディ、EOS 5D mark3に付けてみました。
やはりバランス的にもしっくり来ますね!
しかし、レンズとボディを合わせるとおよそ2kg!!
軽い筋トレです ^^;
横から見るとこんな感じ。
前から見た図です。
軽く持ち運ぶにはかなり大きいですが、しっかりと撮影するという気分になれますね ^^
さらにフードを付けるとこんな姿に。
フードにはレンズ保護・余分な光を避けるといった役割があるのですが、、、
単純に付いているとカッコイイですよね 笑
EF24-70mm F2.8L II USMを買ってみた まとめ
新しくなった標準ズーム、早く撮りたくてウズウズします ^^
ちょど親子撮影会を控えているので、そこからバシバシ良い写真を撮っていければと思います!
また追って作例なども載せていきたいと思いますので、どうぞご覧下さい。
最後に、おまけで所有しているLレンズを3つ並べてみました 笑
以前持っていた白玉Lレンズもまた欲しくなりますね〜
とりあえずはこのラインナップで楽しんでいきます ^^
僕が今使っているEF28-70mm F2.8L USMは1993年に発売された初代モデル。
それを受け継いだのが、2002年に発売されたEF24-70mm F2.8L USM。
より広角になり、当時の最短撮影距離0.38mを誇るレンズでした。
そして2012年に発売されたのが、このEF24-70mm F2.8L II USM。
より高画質な描写力を備え、さらに前モデルよりも15%の軽量化を実現させています。
このモデルのレンズは、単体で1kg近くあるので、軽量化はただただ嬉しい限りですね。
プロフォトグラファーも多く所有しているこの標準ズーム。
背景からポートレートまで撮影出来る、持っていて間違いのない一本なのです!