息子とタイへバックパック旅3|国鉄の列車でアユタヤの遺跡巡り


こんにちは、sho-designです。

 

息子と二人のタイへのバックパック旅の続編。

滞在3日目の今回は、アユタヤを回ったお話です。

 

この記事を書いているのは2023年8月。

円バーツのレートは1バーツ約4円でした。

 

3日目・早朝 Grabの車でクルンテープ・アピワット中央駅へ

3日目の朝も早くに起床。

外は薄明るい感じで、ちょっと蒸し暑いものの風が気持良い。

 

この日はアユタヤへ行く予定。

午後から雨の予報だったので、少し予定を前倒しして、電車でアユタヤへと向かいます。

 

とっても便利なGrab。

朝から配車をして、列車が出るクルンテープ・アピワット中央駅へ。

Uber同様、どんな車が来るかドキドキです。

 

きれいな車でとてもありがたい。

目的地も先に入力してあるので、乗り込めば自動的に連れて行ってくれるのも楽ですね。

 

ハイウェイを使いましたが、その料金も含まれた金額でのお支払いでした。

10kmくらいの距離がありましたが、タクシー代は1,000円ほど。

日本だとありえないくらいの安い金額です。

 

クルンテープ・アピワット中央駅に到着

車で走ること10分ちょっと。

クルンテープ・アピワット中央駅に到着です。

なんとも覚えにくい駅の名前ですが、以前はバンスー中央駅という名前だったようです。

絶対に前の方が覚えやすくて良いような、、、 ^^;

10年前に出来たようで、ファランポーン駅から今はこちらが主要ターミナルとなっています。

 

構内に入って、まずはチケットを入手。

カウンターで「アユタヤ」と伝えると、すんなり購入できます。

一人あたりの運賃は20バーツ(80円)と激安。

快速の列車なので、7時10分に出発して8時半に到着予定です。

 

駅の構内は空港のターミナルのようでとてもキレイ。

ドンムアン空港とも直結しているようなので、観光客の姿もチラホラと。

かなり広く、最初はどこに行けば良いのか少し迷いました。

チケットに「B」と書かれているので、そのプラットフォームに行ってみます。

135と列車のナンバーが書かれていたので、なんとか把握できました。

 

タイではフリーのモバイルチャージャーがあちこちに目に付きました。

空港・駅・ショッピングモールなど、観光客が集まるような場所には用意されいているようですね。

皆さんかなり無防備で、充電したまま置き去りにしている人も多かった ^^;

 

列車に乗ってアユタヤへ出発

列車は定刻通りに出発。

電気ではなくディーゼルエンジンなので、電車ではなく列車ですね。

車内は全てボックス席で、出発駅だからか指定席になっていました。

観光客もいましたが、地元の人も多かったイメージです。

 

クーラーはなく、扇風機だけが回る車内。

それでも走っている最中は窓も全開なので、吹き抜ける風と扇風機だけで十分快適。

風を浴びながら、車窓から見える景色を眺めてボーッとする時間は旅をしているという実感が湧きます。

 

車内販売されていたポークの串焼き。

醤油ベースのような味で、ピリ辛でスパイスのクセもなく美味でした。

これで1本20バーツ、ご飯が欲しくなる。

 

アユタヤに到着 船に乗って川の対岸へ

10分ほど遅れて、アユタヤ駅に到着。

バンコクとは少し違い、田舎のような雰囲気で穏やかな雰囲気。

駅のベンチも可愛い形をしていて特徴的でした。

 

チケットを販売している屋内のスペース。

どことなくヨーロピアンなデザインに感じます。

 

5バーツで船に乗り、対岸へ行くのがおすすめ

アユタヤの駅を降りた瞬間、トゥクトゥクやタクシーの営業が声をかけまくってきます。

遺跡へ行くには川を渡るため、陸路よりもまずは舟で川を渡るのが効率的。

今回は川を渡る予定なので、全てスルーして川方面へ。

 

歩いて2分ほどで川が見えるので、渡し船の受付に。

1人5バーツを支払い、到着している船に乗り込みます。

船は対岸を行ったり来たりしているので、15分感覚くらいで往来していました。

 

乗り込んで3分ほどで対岸へ。

船のモーター音とともに、川を渡る景色と空気が気持ち良い。

 

対岸の街の様子。

朝からマーケットが開いていますが、やはりバンコクよりもローカル感が強い。

都会的要素がほとんどないので、やはりアユタヤの方が旅に来たっていう感じがしますね。

 

川を渡り自転車をレンタル

船を降りると色んな場所で自転車やバイクのレンタルをしています。

今回は船着き場を降りてすぐの場所にあったレンタルサイクルで自転車を調達。

 

1日使って50バーツ(200円)と、なんともリーズナブルでありがたい。

子供用のサドルが低いタイプの自転車もちゃんとありました。

パスポートを渡すとその場でスタッフさんがコピーを撮っていました。

その後、近隣のマップと南京錠付きのチェーンを渡されて、すぐに出発です。

 

出発前に

  • ブレーキの効き具合
  • タイヤのすり減り具合
  • サドルの高さ

の確認をしっかりしておきましょう。

 

オシャレなカフェ「The Summer Coffee」で休憩

船着き場から自転車で早速出発。

自転車で5分ほど走った場所にある、The Summer Coffeeで休憩を取ることに。

朝からまともに食事もしていない上、暑さで喉もカラカラです。

The Summer Coffee

 

おしゃれな店内は、先程までのアユタヤの風景とは全く別物。

都内でも表参道にあってもおかしくないくらいの空間で、窓から入ってくる光がとても明るい。

 

クロワッサン・ショコラドリンク・スイカのスムージーを注文。

これだけで1500円ほど。

日本の都内のカフェと変わらない価格帯ですね。

船と自転車だけでも250円程度なのに、ドリンクとパンだけでこの価格にビックリ ^^;

 

遺跡巡りへ「ワット・マハタート」

少し休憩をしたら、早速アユタヤの遺跡巡りへ。

最初に訪れたのは、一番近いワット・マハタート。

20年前にも来たことがある場所で、木の根に埋もれた仏頭が有名な場所です。

 

戦争で破壊された風景が残されており、痛々しい姿が印象的。

それでも、寺院の壮厳で穏やかな空気が流れていて、とても神聖な気持ちになります。

入場料は200バーツですが、見応えはたっぷりありますね。

 

Sanoh at Ayutthayaで休憩

アユタヤは高い建物もないので、日差しから隠れる場所もあまりなくとにかく暑い。

巡るごとに休憩を取らないと、本当に熱中症になります。

 

ワット・マハタートの入り口にあるカフェ、Sanoh at Ayutthayaが最高でした。

目の前の大きな池を眺めながら、木陰に座りながら飲むドリンクは幸せそのもの。

ソフトドリンクも1杯250円程度なので、リーズナブルに素敵な空間を味わえます。

 

ワット・ロカヤスタの涅槃仏

ストリートファイター2、サガットステージでおなじみのワット・ロカヤスタの涅槃仏。

30代中盤〜40代であれば、見た瞬間にわかるのではないでしょうか。

ここは20年前に訪れることが出来なかったので、一度来てみたかった場所です。

 

ワット・ポーの涅槃仏とはまた違った雰囲気。

屋外にあることもあり風化が目立ちますが、またそれが味があるという感じです。

ここは入場料もなく、自由にお参りすることが出来ます。

自転車で行く場合、小路に入っていくのでスマホの地図は必須でした。

 

涅槃仏の前に止まっていたトゥクトゥク。

アユタヤのトゥクトゥクは、ミニバンの後部座席をカスタマイズした感じのものがスタンダード。

 

外は本当に暑いので、すぐに喉が渇きます。

売店でお水を買った際、明るくてノリの良いお姉さんの写真を撮らせてもらいました。

 

エレファントキャンプで象に乗る

ワット・ロカヤスタから来た道を戻り、エレファントキャンプへ。

チケットを購入して、エレファントライドを体験します。

料金は1人200バーツ(800円)で、大人も子供も同一料金でした。

 

中に入ってみると、たくさんのゾウさん。

木製の足場の階段を登り、象の背中に乗り込みます。

そこから15分ほど、象の背中に乗って車がバンバン走る公道へ。

 

乗り心地はというと、、、

縦揺れがすごく、正直良いとは言い難い感覚 苦笑

ただ、電線と同じくらいの目線での移動はなかなか爽快です。

道行く観光客が写真を撮ったり手を降ったりしてくれるので、ちょっとしたスター気分を味わえます。

 

フィーディング(えさやり)体験も出来る

入り口には象にあげるための餌も販売していました。

50バーツで小さいバスケットを購入して、象の元に行って餌を上げます。

中身はキューリで、持って歩いていると象の方から鼻を向けて来ます。

餌を差し出してあげると器用に鼻の上の突起でつかみ、口元へ持っていくのがかわいい。

ただ鼻息は荒いので、あげずに焦らしていると象の鼻水(?)を浴びる可能性もあります!

 

エレファントキャンプの前の池。

10バーツで魚の餌も売っていました。

息子があげていましたが、水が濁っているので全然魚の姿がわかりませんでした 苦笑

 

自転車を返して、アユタヤ駅からバンコクへ戻る

自転車でアユタヤを回って、なんだかんだ3時間ほど。

ちょっと雲行きも怪しくなってきたので、早めにアユタヤを去ることに。

自転車を返して、再び川を船で渡ります。

ちょうど行ったばかりだったようで、10分ほど待ってまた乗り込みました。

帰りは料金が後払いで、船を対岸で降りた後に受付で10バーツをお支払い。

 

船頭さんの運転する姿が画になっていたので、写真を撮らせてもらいました。

タイの方はカメラを向けても、みんな快く撮影させてくれます。

 

レストラン「The Station」でランチ

帰りの列車まで1時間ほどの待ち時間。

アユタヤ駅の中のレストラン「The Station」で食事をすることに。

 

タイ料理だけではなく、ハンバーガー・ピザ・パスタもありました。

タイ料理が苦手な人で、日本と同じような食事がしたい人にはオススメ。

タイに来て初めてハンバーガーを食べましたが、美味しかった!

 

お土産にアユタヤの伝統菓子「ロティサイマイ」を購入も、、、

帰りの電車に乗る前に、ホーム電販売されていたロティサイマイ。

塩気のあるクレープ生地に綿菓子のようなお菓子を巻いて食べる、アユタヤの伝統菓子。

You Tubeで動画を見て、必ず食べようと思っていたので、一つ購入してみました。

 

がしかし、、、

帰りの電車を降りる際、網棚に置き忘れてしまうという大失念!

バンコクでは一度も見掛けなかったので、せっかく来たのに食べられず本当に残念です、、、。

 

帰りの電車はパタヤ駅の中央のホーム。

細長いホームでは、列車もスレスレに到着します。

日本ではありえないシチュエーションですが、これも旅の醍醐味。

 

1時間半ほどかけて、帰りは終点のファランポーン駅に到着。

ディーゼルエンジンの列車は、ゴツくてたくましく、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。

自動ドアもなく、剥き出しの乗降口もレトロな感じで楽しかった。

 

行き先を示すプレートも、なんと手で入れ替え。

この列車に乗って行けるところまで行けば、どこに辿り着くんだろうと想像を膨らませます。

 

バンコクに戻り、溜まった服をコインランドリーで洗濯

ホテルに戻り、少しゆっくりしてから洗濯をすることに。

Google Mapで周囲を調べてみると、チャイナタウンの中にコインランドリーを発見。

ร้านสะดวกซัก WASHENJOY เยาวราช วงเวียน22

というお店で、ホテルからは歩くと15分ほどの距離。

 

子供はホテルで留守番をしているとのことだったので、Grabでバイタクに挑戦してみることに。

バイタクはバイクタクシーの略で、バイクに二人乗りして運んでもらうというもの。

もちろん1人しか移動が出来ないのですが、タクシーよりも安く、すり抜けする分早く着くのがメリット。

これも日本では体験できないサービスなので、実際に乗ってみてとても楽しかった!

 

5分ほどでランドリーに到着。

ドラム式の洗濯機が並んだきれいなお店で、コースもいくつかありました。

そんなに量が多くなければ、500円ほどで洗濯と乾燥が出来ます。

 

洗濯物を洗濯機に入れて、動かしてから30分。

その後乾燥で30分なので、出来上がるまで散歩をして待つことに。

 

YINDEE By Roslamoonというカフェで休憩

コインランドリーから歩いて2分くらいの場所にカフェを発見。

雰囲気が良かったので、ぷらりと中に入ってみました。

 

こちらもローカルな雰囲気にあふれていて、とても落ち着く。

ライチソーダを注文しましたが、200円とお安い。

しかもそれが爽やかでとっても美味しく、暑さの中でとても良い休憩になりました。

 

夕飯を食べにターミナル21のフードコートへ

夕方になり、夕飯を食べるために地下鉄を使ってターミナル21というショッピングモールへ。

タクシーやトゥクトゥクなどの車移動は便利なのですが、ラッシュアワーはどうしても渋滞が。

なので、地下鉄やBTSなどの公共交通機関を使う方が安くて便利。

地下鉄・ファランポーン駅から乗り込んでいきます。

 

地下鉄のプラットフォームもとてもキレイで、日本とそんなに変わらない感じ。

本数も多く出ているので、そんなに待たずに乗ることが出来ました。

 

Terminal21に到着

地下鉄アソーク駅から直結している、ターミナル21。

世界各国の空港をイメージしたショッピングモールです。

Terminal21

 

吹き抜けになっていて、とても広くてキレイ。

タイは色んな場所にショッピングモールがありますが、ここもとても人気があるスポットです。

高級ブランドなどのお店は無く、日本で言うところのイオンモール的な立ち位置でしょうか。

 

フードコートでタイ料理を堪能

アメリカのサンフランシスコを模した、フードコート「ピア21」へ。

入り口でカードにお金をデポジットして、各お店で支払うというスタイル。

余ったお金はまた受付で返金してもらえます。

 

1回じゃ全て回りきれないほど、たくさんのお店が並んでいてビックリ。

まるでお祭りに来たような感覚で楽しめます。

 

今回注文したのは、豚の煮込みとライスのセット。

上から2つ目の煮込みとローストの両方がついたセットで、なんと52バーツ(200円)!

一食分が200円と、あまりの破格に驚きです。

 

フォークやスプーンなどのカトラリーはセルフで。

UVで消毒する機械もあるのが、日本と違い珍しかったですね。

 

こちらが注文した料理。

ちょっと茶色が多くて野菜が少なめですが、ボリュームはたっぷり!

上から揚げた豚肉、煮込んだバラ肉と皮付き肉といった感じで並んでいます。

味付けは甘さがちょっと強めの醤油ベースといった感じ。

中華料理にある独特な八角の香りなどはなく、日本人でも食べやすい味付けでした。

 

デザートにバナナとマンゴーのスムージーも注文

食べ終わった後、デポジットがまだ残っていました。

せっかくなので、デザートにスムージーを注文。

マンゴーとバナナのスムージー、なんと39バーツ(約160円)。

タイのフードコートは本当に安くて種類も豊富!

タイ旅行の際には絶対に訪れることをおすすめします。

 

こちらがスムージー。

量も多くて、ほのかで優しい果物の甘さ。

これは毎日でも飲みたいくらいのクオリティですね。

日本であればこれだけでも500円以上はかかると思います。

 

そんな感じで3日目も終了。

明日からはいよいよパタヤに行き、リゾート気分を味わってきます!

 

関連記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA