こんにちは、sho-designです。
動画編集をしている時、音声だけをファイルとして保存したいことってありますよね。
例えば、
- バンドの練習をした時、映像はいらないから音だけのファイルが欲しい
- セミナーの動画で、声だけを聞きたい
- ラジオをiPhoneで撮りたいけど、カメラアプリで撮ってしまった
といったようなシチュエーション。
意外と音声だけのファイルって、必要になるタイミングが多いんですよね。
今回は、Macに標準で入っている動画編集ソフト「iMovie」。
これを使って、動画ファイルから音声ファイルだけを取り出して保存する方法を紹介します。
また、動画だけでなく、アフレコをした音声だけを取り出す方法も併せて紹介します。
この記事の目次
iMovie|動画から音声だけ取り出して、音声ファイルで保存する方法
では、早速iMovieを使って、動画から音声だけを取り出して保存してみましょう。
iMovieを立ち上げる

iMovieを立ち上げて、「新規作成」→「ムービー」を選択します。
予告編ではなく、ムービーの方なのでご注意を。
すると、こんな画面に切り替わるので、ここに動画を入れていきます。
動画ファイルをインポート(読み込み)する

動画を読み込むと、タイムラインに動画の内容が反映されます。
動画のインポートの方法は、
- 直接、タイムラインにドラッグアンドドロップ
- マイメディアから読み込み
といった方法があります。
ファイルの書き出し設定をする

動画を読み込んだら、あとは簡単です。
右上にある共有ボタンを押して、「ファイルを書き出す」を選択

デフォルトでは「フォーマット」が「ビデオとオーディオ」になっています。
これを選択して、「オーディオのみ」を選びます。

「オーディオのみ」を選択すると、「ファイルフォーマット」が選択できるようになります。
- AAC(m4a)
- mp3
- aiff
- wav
といったファイルが選べますので、任意のものをチョイスします。
iPhoneで聞くならm4a、その他のプレイヤーで聞くならmp3くらいの感じで覚えればOKです。
選択したら、右下の「次へ」を押します。

保存の画面に切り替わるので、ファイルの名前を付けて、保存場所を選択。
決まったら、「保存」を押せば音声ファイルが作成されて保存されます。
今回はデスクトップに保存されるように設定しました。
iMovieでアフレコした音声だけを、音声ファイルで保存する

次に、iMovieでアフレコした音声(ナレーション)を、音声ファイルで保存する方法です。
まずプロジェクトを開きます。
ただ、この状態だと音声のアフレコが出来ません。

音声をアテレコするために、タイムラインになにかしらを入れていきます。
上にあるメニューから「背景」を選択。
下にある画像の背景を何でも良いので1枚選んで、タイムラインに乗せます。

タイムラインに素材が一つでも入ると、アテレコが出来るようになります。
プレビュー画面下にマイクのマークがあるので、そこをクリック。
赤いボタン「読み込みを開始」を押して、ナレーションなどをアテレコしていきます。
マイクはMac本体の物や、外付けのもの設定で選択ができます。
もしアテレコをする場合、コンデンサーマイクなどを使ったほうがクリアに撮れるのでオススメです。
僕自身は、FIFINEのK669Bというコンデンサーマイクを使っていますが、安い価格で音質が全然違います。

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FIFINEのコンデンサーマイク・K669B|口コミレポート

録音をすると、タイムラインに音声が入ります。
一発撮りをしても良いですし、複数の音声を重ねることも可能です。
音声が記録できたら、動画の音声だけを取り出す方法と一緒で、
右上の共有ボタンからファイルで書き出しをしていきます。

フォーマットを「ビデオ&オーディオ」から、「オーディオのみ」を選択。
動画から音声だけを取り出す方法と全く同じ手順ですね。
ファイルフォーマットも選択が出来るので、こちらも好みのフォーマットを選びます。
決まったら「次へ」をクリックして、指定の保存先に保存して完了です。
iMovie|動画から音声だけ取り出して、音声ファイルで保存する方法 まとめ

こんな感じで、無事に音声ファイルが書き出されています。
iMovieを使えば簡単に出来るので、音声ファイルだけを切り取りたい時は便利ですね。
また、アフレコでナレーションだけを取り出すテクニックも、意外と使えたりするのでオススメです。
有料アプリを買わなくても、iMovieでも色んな動画や音声の編集が可能です。
この方法はとても簡単なので、練習として試してもらっても良いかと思います。
書き出した音声ファイルは、再度iMovieでも編集したり動画につけられたりと、動画素材にもなります。
ぜひ色々と遊びながら、スキルをアップさせてみて下さい。