こんにちは、sho-designです。
Macで文字を打って日本語変換する際、
標準では「日本語IM」という日本語入力ソフト(IME)が使われています。
この「日本語IM」も使いやすいのですが、僕としてはさらにオススメのIMEがあります。
それが、「Google 日本語入力」です。
今回は、この「Google 日本語入力」のメリットやおすすめポイント、
インストーする方法をご紹介します。
この記事の目次
Macの日本語入力は「Google 日本語入力」が便利|インストール方法を紹介
まず、「Google 日本語入力」とはどんなサービスなのか。
そちらを紹介していきたいと思います。
Google 日本語入力とは?
Google 日本語入力とは、Google社が提供する日本語入力ソフト(IME)です。
Google 日本語入力の特徴を、Wikipediaからピックアップしてきました。
Google 日本語入力の一番の特徴は、変換辞書の豊富な語彙と、そのファイルサイズの小ささである。
Google 日本語入力ではインターネット上から自動的に辞書を生成することにより、予測変換機能・タイプミスに対して「もしかして機能」を実装している。
専門用語や学術用語・話題の人名(〈存命の〉芸能人・政治家や、漫画・アニメ・ゲームに登場する架空のキャラクター名など)から、流行り廃りの激しいインターネットスラングにまで対応する高い変換精度を誇る。
特に、固有名詞の語彙力が他の日本語入力システムと比べて極めて高い。
Google検索の語句入力から生成されたビッグデータが辞書にもたらす変換精度の高さは、インターネット上で大きな話題となった。
引用:Wikipedia
この特徴にあるように、Googleのビッグデータを利用して、
- 専門用語
- 人名
- スラング(流行り言葉)
なども定期的にアップデートしています。
固有名詞や話し言葉の変換が常に新しくなっているとともに、
自分の変換する癖も記憶して、タイピングの途中に予測して変換してくれる機能も備わっているんですね。
Google 日本語入力の特長1:便利な補完機能
よく使うフレーズは Google 日本語入力が覚えてくれるので、最初の数文字を打てば自動補完されるようになります。
人前で使うときはシークレットモードに切り替えると学習効果を無効にできます。
Google 日本語入力の特長2:常にアップデートされる豊富な語彙
Web で使われている膨大な用語から辞書を作成しました。
珍しい人名や地名、難しい専門用語から、流行の顔文字やお店の名前まで。
辞書は定期的に自動更新され、常に最新の語彙を利用できます。
Google 日本語入力の特長3:安全で快適なソフトウェア品質
日本語入力の品質とともに、ソフトウェア自体の品質にも妥協しません。
Google 日本語入力は「スピード」「安定性」「セキュリティ」に配慮し、快適で安全な体験を提供します。
Google 日本語入力を使うメリット
Google 日本語入力を使うメリットは、ズバリGoogleのビッグデータを活用できるということです。
2016年時点で、Google検索は年間2兆回とデータが出ていたようです。
2021年現在では、多分倍近く、もしくはそれ以上になっていると僕は予想しています。
そんな凄まじい回数の検索があるということは、それだけ言葉に関するデータも蓄積されているということですよね。
例えば新しい言葉を入力する際に、それが一発で変換されれば、文字入力の効率化に繋がります。
統計学の世界では、サンプルの多さが信憑性に繋がります。
なので、持っているデータが多いGoogleのサービスこそが、もっとも日本語変換機能に優れている。
と、僕は考えています。
Google 日本語入力の変換例
Google 日本語入力で実際に変換してみました。
変換というか、変換予測の例なのですが、こんな感じで言葉を先回りして教えてくれます。
まずはこちら。
「いーろ」と打ち込んだ時点で、テスラのCEOであるイーロン・マスクの名前が予測で出てきます。
イーロン・マスク、イーロンマスクと、名前と苗字の間に・の有無もありますね。
続いてはこちら。
とうきょうsと入力した時点で、
- 東京スカイツリー
- 東京新聞
の2つの予測変換が。
僕は東京スカイツリーの方をイメージして打ち込んだのですが、東京新聞も候補に出てきていました。
次は日本人の名前ですね。
「すだま」と入れれば、俳優の菅田将暉さんの名前が出てきます。
菅田将暉さんはもうかなり有名ですが、割と新しいタレントさんや有名人の名前も出てきます。
Googleの検索ボリュームによって、この候補に入るかどうかが決まるんでしょうね。
最後はこちら。
「ようt」と入れた時点で、You Tubeの文字が出てきました。
日本語だけでなく、英語のタイトルなども予測変換されるのはかなり便利です。
他にも、
- WordPress(「わー」で予測変換)
- Facebook(「ふぇいs」で予測変換)
- Spider-Man(「すぱいだーm」で予測変換)
といった感じで、わざわざ英数入力に切り替えなくても、ある程度の英語変換も可能です。
Macに「Google 日本語入力」をインストールする方法
では、MacにGoogle 日本語入力をインストーする方法を説明していきます。
やり方はとっても簡単です。
Google 日本語入力のページにアクセスする
まずはGoogle 日本語入力のページにアクセスしましょう。
こちらのリンクから飛ぶことが出来ます↓
ページを開くとすぐに「MAC版をダウンロード」というボタンがあるので、そちらをクリック。
もしくは、右上にある「ダウンロード」のボタンを押してもOKです。
利用規約に同意してインストール
ダウンロードのボタンを押すと、利用規約の確認ページに飛びます。
こちらの規約を読んで、下にある「同意してインストール」のボタンをクリックします。
.dmgファイルがダウンロードされる
インストールボタンを押すと、.dmgファイルがダウンロードされます。
65MBと容量もさほど重くないので、Wi-Fi環境でもすぐに完了するはずです。
.dmgファイルをダブルクリックして、インストール
.dmgファイルをダブルクリックすると、フォルダが展開されます。
そのフォルダ内に「.pkg」というファイルが入っているので、それをダブルクリックするとインストール画面に。
あとは順序に沿ってインストールを続けていけば完了です。
基本的には「アプリケーション」のフォルダ内にインストールされますので、そのままの設定でOKです。
これでGoogle 日本語入力のインストールは完了です。
Macの日本語入力を「Google 日本語入力」に設定する
Google 日本語入力をインストールをすれば、自動的に入力機能がすぐに使えるようになっているはずです。
もし設定されていなかったり、なにかの不具合で設定がなくなってしまった際のため、
Google 日本語入力の設定方法も紹介します。
設定→キーボードを選択
文字入力の設定は、設定→キーボードから操作します。
設定アプリを開き、「キーボード」を選択していきます。
インストール後、このように青いアイコンで「あ」と書いてある文字入力が設定されているはず。
この青いアイコンが、Google 日本語入力です。
コレが入っていればOK。
ちなみにですが、Macの標準で使われていた「日本語IM」は使わないので、設定から外してしまって大丈夫です。
「日本語ーローマ字入力」と書かれた項目にチェックを入れて、下の「ー」ボタンを押せば、入力設定から外れます。
一度外してしまっても、後からまた追加できるので安心して下さい。
日本語入力を追加する場合は、「+」ボタンから設定
もしGoogle 日本語入力が入っていなければ、入力設定から追加していきます。
先ほどは「日本語IM」を外すために「ー」ボタンを押しましたが、今度は逆に「+」ボタンをクリック。
画像のような画面が出てくるので、
日本語→「ひらがな(Google)」を選択→追加ボタンをクリック
でOKです。
標準の「日本語IM」に戻したい場合は、「日本語ーローマ字入力」を追加すればOK。
Macの日本語入力は「Google 日本語入力」が便利|インストール方法を紹介 まとめ
Google 日本語入力、一度使い始めると、もう標準の「日本語IM」には戻れません。
もちろん慣れもあると思いますが、Google 日本語入力の方が変換が圧倒的に楽になりました。
標準に慣れていると、最初のうちは違和感を感じると思いますが、直に慣れます 笑
実際の肌感としても、変換に対するストレスがかなり軽減されました。
なので、文字入力をたくさんする人には本当におすすめです。
インストールの作業もほんの数分で終わりますので、Macを買ったら初めに設定してしまうと良いですね。
Google 日本語入力をまだ使ったことがなくて、ちょっと試してみたいと思う人へ。
少しでもこの記事が参考になってくれれば嬉しいです!
こちらの記事を参考にしてmacbookpro14インチ(M1pro)にgoogle日本語入力をインストールしました.
かなり快適で重宝しているのですが,safariやメモなど純正のアプリでは,google日本語入力を選択することができず,標準の入力ソースを使わざる負えない状況です.
このような事象はございましたか?もしあればどのように対処されたか教えていただきたいです.
よろしくお願いいたします.
私も同じ症状で悩んでましたが、Google日本語入力をインストール後Macを再起動するとなぜか純正メモやSafariでも入力ソースとしてGoogle日本語入力が使えるようになりました(理由はよくわかってないです汗)
いろいろ調べてみましたが、Rosettaが関係あるとかないとか…
根本治療ではなく対処療法的な感じですが、ご参考いただけますと幸いです
コメントありがとうございます!
原因がわからないまま、問題が解決するのもちょっと気持ち悪いですよね ^^;
実際に使えれば結果オーライという感じでもあるのですが、原因は知りたいところです 苦笑
ただ、Googleの日本語入力は便利なので、僕自身これからも使っていきたいと思います!
自分も同じような現象になりました。
結局よく入力を使うのはSafariやメモが多いので不便…
せめて純正アプリ以外ではGoogleIMEを優先して選択してほしいのですが、結局もともとのIMEが自動で選択されてしまうので毎回選択しなければなりませんし汗
大人しく純正を使えってことなんでしょうかね…