EOSカメラで黒い輪が出る対処方法(SIGMA 35mm F1.4 DGの場合)


こんにちは、sho-designです。

 

EOS RPで撮影をする際、SIGMAの35mm F1.4 DGというレンズを使ってみました。

すると、ファインダーをのぞいた際にこんな黒い輪っかが見えたんですね。

実際にシャッターを切ってみても、仕上がった写真はこれと同じ状態でした。

 

今回は、EOS機種を使っている際に現れる、この現象の解決方法を紹介します。

 

EOSカメラで黒い輪が出る対処方法(SIGMA 35mm F1.4 DGの場合)

まず前提として、今回起きた現象。

僕の場合の環境について説明しておきます。

 

今回、黒い輪っかが見える&写る環境

使用しているカメラは、EOS RP。

使ったレンズはSIGMA 35mm F1.4 DG。

カメラの設定は、M(マニュアル)、シャッタースピード:1/100、ISO100、絞りF1.4

でした。

 

カメラの設定も撮影ファイルの設定程度で、特に何かをいじっている状態ではありませんでした。

 

F値を変えると、黒いリングが変化する

何度か撮影をしてみたところ、F値を変えるとリングの形状が変化することに気付きました。

f1.4の場合の黒い輪っか。

 

f1.6になると、少し輪が小さくなりました。

 

f1.8にすると、さらに輪は小さく。

 

f2にしたところ、色の濃い輪は無くなりました。

ただ、中央にうっすらと黒い輪がぼやけて見える感じがします。

 

EOSの設定「レンズ光学補正」で解決

色々と探ってみたところの解決方法ですが、無事に見つかりました。

EOSのカメラの設定から出来たので、順を追ってご説明していきます。

 

レンズ光学補正を選択

EOS機種の「設定」ボタンを押し、「レンズ光学補正」を選択します。

 

レンズ光学補正の中の、「周辺光量補正」が中にあると思います。

デフォルトだと、それが「ON」になっているはず。

選択をして、その部分を切り替えていきます。

 

ON(する)の状態から、OFF(しない)を選択して、OKボタンを押します。

設定はこれだけでOKです。

実際にファインダーをのぞいてみると、見事に黒い輪が消えていました!

 

EOSカメラで黒い輪が出る対処方法(SIGMA 35mm F1.4 DGの場合) まとめ

最初、レンズかカメラが壊れているのかと心配しましたが、設定で解決できたので一安心でした。

 

ひとつ注意点としては、EOSの純正レンズを使う場合、周辺光量補正をまたONにすることですね。

カメラと純正レンズの機能を最大限まで活かすには、この設定はONにしておいた方がベター。

都度切り替えるのは少し面倒ですが、覚えておくと良いかと思います。

 

今回、SIGMAのレンズでこの現象がおきましたが、TAMRONなどサードパーティ製のレンズで起きる可能性はあります。

同じ様な不具合が起きた場合、この記事の方法が役立ってくれると嬉しいです。

 

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