こんにちは、sho-designです。
Apple WatchをSEに変えて、使ってみたかった機能があります。
それが、、、AssistiveTouch。
画面に触れなくても、ジェスチャーでApple Watchが操作できるという機能です。
まるで魔法使いだったり、ジェームズ・ボンドのような秘密動画だったり、
かなり近未来的な操作を感じることが出来ます。
今回はそんなApple WatchのAssistiveTouchについて。
設定方法や実際に使ってみた様子を紹介していきたいと思います。
この記事の目次
Apple Watchを触らずに操作|AssistiveTouchの設定方法
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2021/12/applewatch-3.jpg)
まず、Apple WatchのAssistive Touchについて。
どういった機能なのかを紹介していきたいと思います。
AssistiveTouchで出来ることは?
AssistiveTouchとは、
片手のジェスチャだけでApple Watchを操作して使いこなせる機能のこと。
親指と人差し指を合わせたり、手を握るといった動作に、Apple Watchの機能を割り当てることが出来ます。
これによって、Apple Watchをつけている反対の手を使わなくても、Apple Watchが操作できます。
その様子はまるでスパイ映画で見るような、ちょっとした近未来のアイテムを操作しているよう。
手の動きだけでApple Watchが動く姿は、かなりワクワクするものを感じます。
AssistiveTouchが使えるApple Watchのバージョン
AssistiveTouch には、
- Apple Watch Series 6 以降
- Apple Watch SE
が対応しています。
残念ながら、Series5以前のApple Watchでは、最新のwatchOSを入れたとしても使うことは出来ません。
使用する際は必ず、最新バージョンのwatchOSを使うことが推奨されいています。
AssistiveTouchの設定方法(iPhoneで設定してみる)
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2021/12/assistivetouch-1.jpg)
Assistive TouchはApple Watchでも設定が出来ます。
が、iPhoneの方が見やすいので、設定する場合はオススメです。
まず、「Watch」のアプリを立ち上げます。
「アクセシビリティ」の項目をタップ。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2021/12/assistivetouch-2.jpg)
アクセシビリティのした方に、「Assistive Touch」という項目があります。
それをタップして進みます。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2021/12/assistivetouch-3.jpg)
Assistive Touchがオフになっている場合は、それをオンに。
まずこれでAssistive Touchが使える状態になりました。
次に、操作方法をカスタマイズするために「ハンドジェスチャ」をタップして設定していきます。
サイドボタンでの承認を「Assistive Touch」で
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2021/12/assistivetouch.jpg)
Apple Payを使用する際、デフォルトだとサイドボタンをダブルクリックする必要が。
それを解消するために、Assistive Touchで承認する設定をしていきます。
Assistive Touchの設定の下に、「サイドボタンで承認」の項目があります。
その下の「Assistive Touchで承認」をオンに。
Apple Watch側で承認するための画面に切り替わるので、それを操作すればOK。
一度設定しておけば、そのままずっと設定が残るので便利です。
ハンドジェスチャでApple Watchの操作をカスタマイズ
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2021/12/assistivetouch-4.jpg)
ハンドジェスチャの項目を開くと、
- ピンチ
- ダブルピンチ
- クレンチ
- ダブルクレンチ
という4つの動作があります。
- ピンチ:親指と人差指をつける
- クレンチ:手を握る
という動作で、それを1回やるか2回やるかで、それぞれ操作を割り当てられます。
ハンドジェスチャの操作種類
それぞれの動作に割り当てられる動作は、
- 順方向
- 逆方向
- タップ
- アクションメニュー
- Crownを回す
- 通知センター
- コントロールセンター
- ドック
- Appを表示
- Apple Pay
- Siri
- サイドボタン長押し
- モーションポインタ
- タップして抑える
- ジェスチャモード
- 自動スクロール
といったものがあります。
個人的に使いやすい操作をそれぞれに割り当てれば良いのですが、
僕の場合は「Apple Watchでの決済を、右手で使わずに済ませたい」というのが目的。
それをするためにカスタマイズしたのが、
- ピンチ:タップする
- ダブルピンチ:Apple Payを開く
- クレンチ:Crownを回す
- ダブルクレンチ:モーションポインタ
という設定。
これにすれば、クレンチの操作を使うことなくスムーズにApple Payでの決済も可能です。
AssistiveTouchのモーションポインタとは?
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2021/12/applewatch-1.jpg)
ダブルクレンチで設定したモーションポインタについて。
モーションポインタをジェスチャで呼び出すと、画像のような中心に点のある円が出てきます。
Apple Watchを傾けることでこのポインタが動き、特定の場所で数秒止めておくと、そこをタップするといった動作になります。
これにより、Apple Watchを触らなくても、手で触るのと同じような動作が可能に。
モーションポインタでタップするまでの秒数(アクティベーション時間)は、設定にて変更することが出来ます。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2021/12/applewatch-2.jpg)
モーションポインタの設定では、
- 感度
- アクティベーション時間
- 動きの許容範囲
- ホットエッジ
などが設定変更できます。
Apple WatchでAssistiveTouchを実際に試してみた
こちらの動画に、Apple WatchでAssistiveTouchを使っている様子をアップしてみました。
僕なりに気付いた点を紹介していきます。
Apple Payの立ち上げは、最高に便利になった
個人的に、Apple Payを触らずに使えるようになったことが最高に嬉しいポイント。
今までサイドボタンをダブルクリックして承認していたので、それらがなくなったのは便利です。
反応速度がちょっと遅く感じるので、正直手でタップしたほうが早く立ち上げは出来ます。
ただ、反対の手がふさがっている時もよくあるので、そんな時に重宝してくれそうです。
残念ながら、ハンドジェスチャは誤作動も多い
動画でも出てしまっていますが、ハンドジェスチャの誤作動はかなりありますね。
- ジェスチャをしているのに動かない
- 違う動作をしてしまう
この2つのミスがまだまだあります。
思うように動いてくれないと、自分でタップした方がストレスなく操作ができます。
この辺はアップデートや設定によっても変わってくるかもしれません。
が、現在の時点ではちょっと不便に感じる部分がありますね。
Apple Watchを触らずに操作|AssistiveTouchの設定方法 まとめ
Assistive Touchの情報はリリース前から話題になっており、実際に使ってみたいなとずっと思っていました。
タイミングよくApple WatchをSEに変更して、無事に使えるようになったので、良いタイミングでした。
正直なところ、Assistive Touchを使うシーンは、Apple Payくらい。
コンビニで買い物をする際に、Apple Payを呼び出すことがほとんどです。
ただ、今まで右手を使ってサイドボタンをダブルクリックしていたので、その手間がなくなったのはかなり効率化。
ほんとうにちょっとした手間を省けただけなのですが、それが僕にとってはかなり快適。
時計を持ち上げて、ほんの少し手を動かすだけで、決済が出来るのはかなり楽ですね。
(エキスプレスカードのように、自動で判別してただかざすだけになれば、もっと良いのですが)
それにしても、AssistiveTouch自体はかなり近未来的で楽しいです。
設定して一度使ってみると、大きな感動を得られると思います。
なので、Apple Watchユーザーにはぜひとも試してもらいたい機能ですね。
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