こんにちは、sho-designです。
2023年の夏、仕事と旅行を兼ねてタイに行くことに決めました。
以前タイに行ったのは学生時代の21歳だったので、20年ぶりということになります。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/072.jpg)
20年前に行った、アユタヤの風景。
せっかくなので今回もアユタヤで象に乗ってみようと思います。
事前にタイの情報を集めていると、現在のタイでは交通手段はタクシーが基本とのこと。
特に配車アプリが盛んに使われていて、日本とは比較にならないくらい浸透しているようです。
配車アプリといえば、日本ではUBERやGoタクシーが知名度がありますよね。
ただ、タイを含めた東南アジアでは、「Grab」というアプリが主流のよう。
You Tubeなどで調べてみても、旅行客を含め現地の人も、当たり前のようにガンガン使っているみたいです。
新しい技術にも触れてみたいので、今回の旅行でもぜひ使ってみたい。
しかも現地についた瞬間にすぐ使いたいので、予めダウンロードして設定してみることにしました。
この記事では、
- Grabについての簡単な説明
- 旅行前に日本で事前に設定する方法
を紹介していきます。
これからタイなどの東南アジアを旅行する人の参考になれば幸いです。
この記事の目次
タイを含め、東南アジアのメジャー配車アプリ「Grab」
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/bangkok-1.jpg)
Grabは東南アジアで便利に使える多機能アプリ。
- タクシーなどの配車サービス
- フードデリバリー
- 食料雑貨の購入
まで、キャッシュレスで利用することができます。
利用できる国は主に、
- シンガポール
- カンボジア(プノンペン、シェムリアップ)
- ミャンマー(ヤンゴン、マンダレー)
- インドネシア(ジャカルタなど主要都市)
- タイ(バンコク、チェンマイ、プーケットなど主要都市)
- フィリピン(マニラ、セブなど主要都市)
- ベトナム(ホーチミン、ハノイなど主要都市)
- マレーシア(クアラルンプールなど主要都市)
となっており、日本ではUberやGoタクシーと同じような感覚で使えます。
現在地と目的地を入力すると、近くのタクシードライバーとマッチング。
事前に移動費の見積料金が表示されるので、安心に移動をすることが出来ます。
ドライバーも審査を通って認定されているため、ぼったくりにある心配もかなり低いです。
旅行者がGrabを利用 得られる4つメリット
東南アジアの旅行でGrabを利用するメリットは以下の4つ。
- 言葉がわからなくても、タクシーに乗れる
- 適正な料金で移動ができる
- 流しのタクシーよりも安全性が高い
- 移動だけでなく、フードデリバリーも出来る
言葉がわからなくても、タクシーに乗れる
Grabを利用すると、アプリで現在地〜目的地を設定できます。
ドライバーさんに口頭で伝えることもなく、会話の必要がありません。
言葉がお互いにわからなくても、簡単に移動が可能となります。
適正な料金で移動ができる
旅行でありがちなのが、料金のボッタクリ。
Grabの場合は事前に移動料金が提示され、降車後にクレジットカード払い。
直接お金のやり取りがないため、しっかりと適正料金で移動することが出来ます。
流しのタクシーよりも安全性が高い
旅行の際、タクシーで全く違う場所に連れて行かれてしまい、事件になってしまうことも。
流しのタクシーではドライバーさんの素性もわかりにくく、違法ドライバーの可能性もあります。
Grabの場合、審査に通ったドライバーさんが手配されるので、事件に巻き込まれる可能性も下がります。
移動だけでなく、フードデリバリーも出来る
Uber Eatsの様に、レストランのデリバリーや、スーパーの買い出しもアプリで注文が可能。
日本よりも手数料や配達料が安いため、宿泊先でも手軽に料理を注文することが出来ます。
タイに行く前に、Grabを日本で登録・設定してみた
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/bangkok.jpg)
タイに旅行する前に、事前にGrabは登録できるのか?
実際にやってみたところ、結果は「日本でも事前に登録できる」でした。
実際に自分がやってみた流れを、画像と一緒に紹介していきます。
Grabアプリを検索〜ダウンロード
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-1.jpg)
今回はiPhoneでの作業でしたが、Androidも操作は同じかと思います。
App Storeにて「Grab」で検索。
赤い枠で囲ったアイコンが目印なので、そちらをダウンロードします。
全て緑色のアプリはGrabドライバー用のアプリなので、間違えないように注意して下さい。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-2.jpg)
ダウンロードが完了すると、ホーム画面にアイコンが入ってると思います。
こちらをタップして、アプリを開きます。
Grabの新規登録
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-3.jpg)
初期画面はこんな感じでした。
左下に「新規登録」のボタンがあるので、そちらをタップして進みます。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-4.jpg)
電話番号の入力をして、新規登録をします。
日本の番号でも大丈夫なようなので、今使っている番号を入力。
+81は先頭の「0」の代わりなので、90-xxxx-xxxxといった感じで入力します。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-6.jpg)
Grabに最初に登録しようとしたところ、、、
なぜか
「試行回数が多すぎます しばらくしてからもう一度お試しください」
とのアラートが表示され、操作不能でした。
実際に時間をおいてやってみたところ、無事次に進むことができました。
同じようなアラートが表示された場合、手間ですが時間をあけて再度作業してみて下さい。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-7.jpg)
10時間ほど時間をおいて、再度トライ。
すると無事に先へ進み、SMSで認証番号が送られてきました。
届いた6桁のコードを入力して、先に進みます。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-8.jpg)
ドライバーさん側に表示され、乗客として認識されるための名前を入力していきます。
海外で利用するため、漢字や平仮名ではなくアルファベットでの入力をおすすめします。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-9.jpg)
位置情報の使用許可が表示されるため、任意のものを選びます。
位置情報は必須だと思うので、「Appの使用中は許可」を選択しました。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-10.jpg)
次の画面では、行き先の国が聞かれます。
今回はタイへの旅行なので、Thailandを選択。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-11.jpg)
都市も聞かれるため、最初に訪れるBangkokをタップして選択しました。
自撮りで顔写真を登録して、新規登録が完了
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-12.jpg)
最後に自撮りで顔写真を撮影して、新規登録が完了となります。
ユーザーの身元を登録しておくことで、アクシデントが起きた時の情報として利用するようです。
ドライバーさんの確認用にも使われるのかもしれませんね。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-13.jpg)
カメラが立ち上がり、枠に顔を入れ込むと自動で撮影されます。
流れ作業のようにサクッと進んでしまうので、何度がぶれた写真になりました、、、
明るい場所でハッキリ写る環境で撮るのがオススメです。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-14.jpg)
以上で新規登録が完了です。
行き先にタイのバンコクを選択していたため、トップページがその地域の情報になっています。
メニュー表示は日本語ですが、広告は現地のままなのでタイ語表記ですね。
この時点で、もうすでに旅行をしている気分になります 笑
Grabのアプリから、事前にクレジットカードを登録しておく
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-15.jpg)
新規登録だけではまだ利用が出来ないので、もう一つの準備としてクレジットカードを登録しておきます。
トップページから下部にある「支払い」のボタンをタップ。
クレジットカードを登録する画面に切り替わりました。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-16.jpg)
事前にクレジットカードを手元に用意しておきます。
アプリからカメラが立ち上がり、写真でスキャンが出来ます。
手元にカードを持ってカメラでスキャンすると、必要な情報が自動で入力されました。
あとは有効期限・セキュリティコードを手動で入力して完了です。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-17.jpg)
僕が使っているカードはアメックスなので、Safekeyの画面が表示されました。
設定の手数料なのかデポジットなのか、5バーツ(約20円=4円/1バーツ換算)という表示も。
こちらは後で明細を確認しておこうと思います。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-18.jpg)
SafekeyでOKを押すと、クレジットカードが無事に登録されました。
下に「とった」という不思議な日本語のボタンが表示されますが、多分完了の意味かと。
とりあえずタップをして次に進みます。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-19.jpg)
無事にクレジットカードが登録されたようで、赤枠部分にカードのステータスが表示。
末尾の番号が表示されており、ちゃんと自分のカードが登録されたことがわかります。
試しに日本で配車の予約方法を確認してみた
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-20.jpg)
せっかくアプリを入れて登録も済ませたので、実際にいじってみました。
もちろん実際には呼びませんが、日本にいながらもバンコクでの配車予約も出来るようです。
使い方はUberと全くおなじ。
- 現在地を入力(GPS・マップ上・文字入力)
- 目的地を入力(GPS・マップ上・文字入力)
- 配車の種類と料金を確認
- 予約ボタンを押して完了
と、4ステップで簡単に利用することが出来そうです。
注意点としては、、、
文字入力時、日本語が使えない
ということ。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab2-1.jpg)
現在地・目的地を手入力する場合、この様に英語を入れると候補が下に表示されます。
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab2-2.jpg)
または現地の言語であるタイ語を入力しても、候補が英語表記で出てきました。
英語・タイ語ともに、Googleで調べて入力するとスムーズかと思います。
Grabで呼べる車の種類
![](https://www.sho-design.net/wp-content/uploads/2023/08/grab-kind.jpg)
目的地が決まったら、車種を選択します。
- JustGrab:最も近くにいる登録された企業タクシー、または一般タクシー
- GrabCar Premium:高級車の配車
- GrabBike:バイクタクシー(バイタク)
- GrabCar:Grabに登録した一般人が運転するタクシー
- GrabTaxi:通常のメータータクシー
- GrabSUV:通常よりも広めのタクシー
- GrabVan:大きめのバンやワゴン車
といった種類が選択できます。
基本的にはJustGrabを選択して、おまかせで配車をするので良いかと思います。
タイならではですが、荷物もなく一人で移動するなら、GrabBikeでバイタクを経験するのも楽しそう。
大人数であればSUVやVanを選択して、割り勘でリーズナブルに移動することも出来そうですね。
配車アプリGrabを日本で登録・設定してみた|タイ旅行の事前準備 まとめ
今回のタイ旅行のように、東南アジアで移動する際はGrabが欠かせないようです。
まだ事前準備の段階で、実際に現地で使ってみるのがとても楽しみ!
その時の様子も、またブログにてレポートしていこうと思います。
自分が20年前に行った時にはもちろんこんな便利なツールはありませんでした。
タクシーやトゥクトゥクを拙い英語で交渉したものですが、今は本当に便利ですね。
Grabにはトゥクトゥクの配車が無いのが残念。
せっかくのタイ旅行なので、それは以前と変わらずに、言葉で直接交渉したいと思います。
コメントを残す