こんにちは、sho-designです。
Google AdSense(グーグル・アドセンス)を運用している人にとって、一つの目標地点でもある、、、
関連コンテンツ ユニット
関連記事、関連広告とも呼ばれることもありますね。
ブログの記事の下によく出てきて見かける、おなじみの広告っぽくない広告です。
ある程度ブログが育ってこないと利用出来ない、ある意味選ばれし者のためのアドセンスコンテンツなのですが、、、
関連コンテンツユニットを発動させるための詳細な条件は、実はGoogleから公表されておりません。
なので、使いたくても勝手に使えるものではないんですね。
- 長い間ブログを運営している
- 記事数が100を超えている
- 1,000pv/日以上ある
それでも関連記事のコンテンツが使えないという人のために、僕自身の関連コンテンツユニットに関する経験を記事にしておきます。
このsho-designのブログでは、2017年1月にスタートしてから、使えるようになったのは2018年の12月。
ほぼ2年かかりました ^^;
sho-designブログの実際の数字データを活かして、、、
GoogleAdSense(アドセンス)で【関連コンテンツ】が表示されるための条件と、出ない時の対処法
をご紹介します。
この記事の目次
Google AdSenseの関連コンテンツユニットとは?
まず、アドセンスを導入したばかりの人のために、【関連コンテンツユニット】とは何かを説明します。
まずはGoogle AdSenseのヘルプに書かれている概要がコチラです↓
関連コンテンツは、サイトを閲覧しているユーザーに向けてサイト内の関連コンテンツを簡単に宣伝できる無料サービスです。
ユーザーにとって関連性が高いコンテンツが増えるので、サイトのページビュー数や滞在時間、ユーザーのリピート率、広告表示回数が向上し、広告収益の増加が見込めます。
おすすめの関連コンテンツはトピックの類似性に基づいており、個々のユーザーに合わせてカスタマイズされます。
テストの結果によると、平均的なおすすめの関連コンテンツでページビュー数が 9%、滞在時間が 10% 向上します。
関連コンテンツユニットは、よく見かけるこの広告のこと
ブログを読んでいるとよく見かけますよね。
関連コンテンツユニットは、このタイプの広告のことです↓
関連コンテンツユニットを利用するメリット
関連コンテンツユニットは、Googleが許可したサイトしか使えないだけあり、メリットがたくさんあります。
1.関連された記事が表示されるのでユーザーの回遊率が上がり、pvの増加が期待できる
関連コンテンツユニットは、基本的には記事下に配置するのがセオリー。
記事を読んだ後に関連する内容の記事が紹介されるので、ユーザーを新しいページに誘導するきっかけにもなります。
ページをまたぎ回遊率が上がるので、滞在時間やpvの増加に直結します。
2.広告の表示回数が向上し、広告収益の増加が見込める
広告サイズをレスポンシブルにすることで、2カラム型のブログでも8項目ほど記事と広告を表示させることが可能。
そのうちの2〜4ほどの枠に広告が表示されるので、表示回数が増え、クリックによる収益増加が見込めます。
3.広告を表示させないことも可能で、関連記事のウィジェットとしても利用が可能
デフォルトでは広告と関連記事のミックスを表示させるだけの機能ですが、あえて広告を非表示にすることも可能。
自分のサイトの関連記事だけを表示させるように、カスタマイズをすることが出来ます。
関連コンテンツユニットを使うための条件
関連コンテンツユニットを使うための条件ですが、明確な条件が公表されていないんですね。
Google AdSenseヘルプでの説明文は以下の通りです。
関連コンテンツ ユニットを利用するには、サイトのトラフィック量とページ数の最低要件を満たしている必要があります。
サイトの状況は定期的に審査されるため、トラフィック量やページ数が増えた場合には作成が可能になる場合がありますので、随時ステータスをご確認ください。
ネットで探した、関連コンテンツユニットを発動させる条件の数々
関連コンテンツユニットを利用するための条件。
確証はありませんが、ネットで調べた結果出てきた、様々な意見は以下の通りです。
- サイトを1ヶ月〜1年以上運営している
- アクセス数の最低条件は1,000pv/日である
- ブログの場合、記事数が100以上必要
- ユーザーの平均滞在時間が2分以上
- ユーザーの平均ページ閲覧数が1.5以上
などなど、色んな意見が飛び交っていました。
関連コンテンツユニットが使えるかどうか調べる方法
関連コンテンツユニットが使えるかどうかは、アドセンス側から告知がありません。
アドセンスのメニューから、、、
「広告」
↓
「広告ユニット」
↓
「+新しい広告ユニット」
↓
「関連コンテンツ」
を選択して、「新しい関連コンテンツユニット」ページのプルダウンメニューから、サイトのURLが表示されていれば利用が可能という証拠です。
こんな感じで、関連コンテンツユニットが使えるサイトは「対象サイト」のプルダウンメニューからURLが選択できます。
ここからアドセンスのコードを取得して、所定のサイトに貼り付けていくわけですね。
GoogleAdSenseで【関連コンテンツ】が表示されない時の対処法
ある程度サイトが育ってきているのに、関連コンテンツユニットが使えないのに悩んでいる方、、、
実はこのsho-designのブログも、関連コンテンツユニットが使えずに、長い間悩んでいたんです。
結果としては、ようやく表示されるようになったのですが、それはまた次の項目でご紹介。
プルダウンメニューにURLが表示されない、関連コンテンツユニットが使えない、という方のための対処法とは、、、
ひたすら記事を更新し続ける!!
あっけない回答ですが、本当にコレしか無いんです。
特に裏技的なこともないので、ただただひたすらにブログの記事を更新することが答え。
関連コンテンツユニットが出なくて不安になるのはわかりますが、我慢して更新をしていくしか無いんですね。
僕自身も「もうそろそろ使えるだろう」と思ってから、半年かかりました ^^;
以下、sho-designで関連コンテンツユニットが使えるまでにかかった道のりです。
sho-designのブログで、関連コンテンツユニットが使えるまで
では、このsho-designのブログで関連コンテンツユニットが使えるまでの道のりをご紹介します。
参考データとして、その当時の
- pv数
- ユーザー数
- 滞在時間
- 直帰率
- 離脱率
- 記事数
も記載しておきます。
具体的数値はGoogleアナリティクスの規則でNGなので、およその数値で表記します。
2017年1月 ブログスタート
ブログスタート時は、もちろん関連コンテンツユニットなど使えるはずもありません ^^;
なので、ここからアクセス数を伸ばしていくのみです。
2017年1月の平均データ/日
- pv数:10pv
- ユーザー数:8
- 滞在時間:1分30秒
- 直帰率:30%
- 離脱率:20%
- 記事数:3記事
2017年2月〜7月
スタートから約半年間。
さほど更新もしていなかったので、まだまだ関連記事を読むほどの記事数もなかった頃ですね。
2017年2月〜7月の平均データ/日
- pv数:23pv
- ユーザー数:19
- 滞在時間:2分36秒
- 直帰率:82%
- 離脱率:68%
- 記事数:23記事
2017年8月〜12月
記事数も年末までには50を超えて、アクセス数も少し伸びてきた頃です。
しかし、まだまだ1日のpv数が少ないので、関連コンテンツユニットの期待は薄い状態。
2017年8月〜12月の平均データ/日
- pv数:160pv
- ユーザー数:140
- 滞在時間:3分10秒
- 直帰率:83%
- 離脱率:72%
- 記事数:55記事
2018年1月〜5月
順調にアクセス数・ユーザー数は増えているものの、まだまだ数字的には弱いところ。
滞在時間以降のデータはほぼほぼ変わらず、記事数もまだ100を超えていない頃です。
2018年1月〜5月の平均データ/日
- pv数:280pv
- ユーザー数:250
- 滞在時間:2分57秒
- 直帰率:83%
- 離脱率:74%
- 記事数:82記事
2018年6月〜7月
この月の間に1つの記事がバズり、大きくアクセス数がアップしました。
一気に1日の平均pvも1000を超え、記事数も100を突破。
数値的にも、「7月中、そろそろ関連コンテンツユニットが使えるかも!」と思っていたのですが、まだまだ表示されず使えないまま、、、
2018年6月〜7月の平均データ/日
- pv数:1,600pv
- ユーザー数:1,500
- 滞在時間:5分40秒
- 直帰率:92%
- 離脱率:90%
- 記事数:103記事
2018年8月〜11月
2018年の7月に2,500pv/日を達成して以来、その後もずっとpvのボリュームを保っていました。
滞在時間は平均5分、記事数も100オーバーしているのに、、、
条件としては十分揃っていたと思うのですが、全然対象サイトにリストアップされない日々。
この頃、関連記事を表示させられないことに、ずっとモヤモヤしていました ^^;
2018年8月〜11月の平均データ/日
- pv数:3,000pv
- ユーザー数:2,750
- 滞在時間:5分10秒
- 直帰率:90%
- 離脱率:86%
- 記事数:137記事
2018年12月 年末にようやく関連コンテンツユニットが使えた!
2018年12月30日、ふとアドセンスを確認してみますと、、、
なんと、対象サイトにドメインが表示されているではないですか!!
あまりに突然だったので、ビックリしました 笑
2018年12月の平均データ/日
- pv数:3,200pv
- ユーザー数:3,000
- 滞在時間:4分40秒
- 直帰率:90%
- 離脱率:87%
- 記事数:155記事
sho-design版 関連コンテンツユニットの対象サイトになる条件
以上の検証結果を踏まえまして、、、
数値が上がってきた6月から、関連コンテンツユニットの対象サイトに表れた12月までの平均値
を割り出してみます。
2018年6月〜12月の平均データ/日
- pv数:2,900pv
- ユーザー数:2,700
- 滞在時間:5分
- 直帰率:90%
- 離脱率:87%
- 記事数:155記事
以上が僕の割り出した、Google AdSenseの関連コンテンツユニットの対象サイトになるための条件数値です。
もちろんサイトによって差はあると思います。
が、この数値以上のスコアを出すサイトであれば、確実に関連コンテンツユニットは使えるものと思われます。
他のサイトなどでは1,000pv/日でも表示された例もあるのですが、、、
やはり記事数の量や滞在時間などの、コンテンツに関するスコアも必要なのかもしれませんね。
【関連コンテンツユニット】が表示されない時の対処法 まとめ
関連コンテンツユニットは、アドセンスで収益を上げるためにも、サイトのpvをアップさせるためにも非常に有効なツールです。
メリットしか無いので、使えるのであれば絶対に使った方が良いです。
ブログを運営している人にとっては一つの目標や通過点でもあると思いますので、まずは対象サイトになることを目指してみて下さい ^^
「全然出てこない〜!」とモヤモヤしている人も、焦らずにじっくりとサイトを育て続けて下さい。
僕自身も5ヶ月待ってようやく表示されましたので、頑張っていれば必ず実るはずですよ。
目指せ、関連記事の表示!
一見、サイト内の関連記事だけが表示されているブロックに見えます。
が、よく見ると自サイトの記事以外に、他サイトの広告が混ざって表示されているんですね。
その広告も、記事やサイトの内容にマッチングされて表示されるようになっています。