EVERING｜指輪で決済が出来るガジェット・口コミレポート

まず、EVERINGについて。

くわしくアイテムを紹介していきます。

EVERINGとは？

キャッシュレスを、指先で。

キャッシュレスが、コンタクトレスに生まれ変わります。

決済は、この小さな指輪を端末にサッとタッチするだけ。

やみつきになるほどスタイリッシュな体験が、指先ひとつ。

これからはポケットに手を伸ばすこともありません。

カードがいつでも指の先にあるのですから。

引用：EVERING 公式サイト

EVERINGは、指輪型のキャッシュレス決済機能を備えたガジェットです。

スマホやスマートウォッチ、Suicaのように、決済端末にかざすだけで買い物が出来るというアイテム。

シンプルで直感的なそのコンセプトは、「Less is smart」と称されて、ムダを極限まで削ぎ落とした美があります。

使い方もとってもシンプルで簡単。

専用のアプリをスマホにインストールし、クレジットカードと紐付けます。

すると、Suicaの様にデポジットされた金額で決済が可能に。

EVERINGの特徴

EVERINGの特徴は、以下の6つ。

Cash-less & Touch-less
Less to carry,More to feel
Seam-less
Security
Waterproof
Charge-less & Battery-less

それぞれ詳しく紹介していきます。

Cash-less & Touch-less

コンビニやスーパーなどで買い物をするとき、このリングを端末にかざすだけ。

ポケットに手を入れてスマホを取り出す必要もなく、驚くほどスタイリッシュに買い物を済ますことが出来ます。

Less to carry,More to feel

削ぎ落とすほどに、魅力を増したデザイン。

美しく、機能的で新しくあること、それがEVERINGのデザイン哲学とのこと。

加工の難しいセラミック素材をコンマmm単位で調整し、無駄な装飾のないクリアなフォルムに。

アクセサリーとしても存在感があり、身につける楽しさを与えてくれます。

Seam-less

なめらかな質感と軽さは、日常で身につけるアイテムとして秀逸。

全く邪魔にならず、体に溶け込むようなつけ心地です。

専用に設計されたアプリも、日々の支出管理や利用履歴の確認、残高チャージなど、直感でわかりやすく作り込まれています。

Security

万が一EVERINGを紛失した場合も、アプリからワンタップするだけで利用をストップ。

万が一の紛失には、万全の備えを。

グローバル基準のセキュリティを完備。

Waterproof

5気圧防水で、手洗いなどの日常使いレベルの水も大丈夫。

低刺激のセラミック素材で作られているので、金属アレルギーへの配慮も。

Charge-less & Battery-less

充電が不要で、ストレスも不要。

バッテリー切れの心配もなく、常に使える状態に。

充電という手間が省けるので、時間も節約でき、充電器などの余分な機材も不要になります。

EVERINGを使えるお店

EVERINGを使えるお店は、現在では以下の通り。

Wi-Fiマークを横に倒したような、Visaのタッチ決済対応マークがある店舗で使用ができます。

公式サイトからの引用です。

コンビニ・スーパー

セブン-イレブン
イオン
ファミリーマート
イトーヨーカドー
LAWSON
ウエルシア
ミニストップ
まいばすけっと
コクミンドラッグ
マックスバリュ

交通

全国のMoT（Mobility Technologies）タブレット設置タクシー
（一部、利用できない車両も）
Airport Limousine

飲食店・カフェ

マクドナルド
ドトール
タリーズコーヒー
エクセルシオールカフェ
サンマルクカフェ
サイゼリヤ
HUB
フレッシュネスバーガー
SUBWAY
ぐるなびPay

ショッピング

森ビル
丸の内ブリックスクエア
六本木ヒルズ
TOKYU PLAZA GINZA
表参道ヒルズ
京王百貨店
丸ビル
VenusFort
新丸ビル
二重橋スクエア

その他

TSUTAYA
JTB
ZARA
IKEA
日本郵政
コカ・コーラ自販機

EVERINGのスペック・仕様

EVERINGのスペックと仕様は、

材質：ジルコニアセラミック(非アレルギー素材)
防水性：５気圧防水
電源：不要(充電も不要)
通信規格：NFC
(ISO/IEC 18092)
(ISO 14443 A)
サイズ：4.5～13（USサイズ）
カラー：ブラック（ホワイトも販売予定）
厚み：2.90㎜（誤差0.20㎜）
高さ：6.30㎜/6.80㎜（リングサイズにより異なる）
チャージ方法：専用アプリにクレジットカードを紐付けてチャージ
チャージ可能なクレジットカード
VISA、JCB、Mastercard、American Express、Diners

EVERINGのサイズ

EVERINGのサイズは上記の表の通り。

公式サイトからの引用です。

基本的にはUSサイズなので、号数のサイズはこちらの早見表を参考にするとわかりやすいです。

リングサイズ

EVERINGの価格

EVERINGの価格は、18,000円 (税込19,800円）です。

現在は公式サイトでの販売のみとなっています。

将来的に楽天やAmazonでも購入できることを考えて、検索ソートをかけたリンクを貼っておきます。

楽天経済圏やAmazonユーザーはこちらをご活用下さい。

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EVERINGをAmazonで見る

EVERING　開封

では、早速EVERINGを開封していきます。

この瞬間が、本当にワクワクです。

外箱はかなり小さく、10センチ無いくらいのスクエア型の箱。

EVERINGのロゴと、「EVERING」というHelvetica系のキレイなフォント。

Gの文字だけ、アレンジが加えられている感じがしますね。

開封前に、一緒に同梱されていたリーフレットも紹介。

ダンボールの箱の中に、外箱と一緒にリーフレットも入っていました。

リーフレット内には、挨拶文とアクティベーションに関する情報、リングの使い方が書かれています。

特に重要な情報はないので、どんどん先に進んでいきます。

外箱の裏側には、アクティベーション用のQRコードが。

ビニールに貼り付けられているので、うっかり捨ててしまわないようにして下さい。

右上に記されている、Wi-Fiを横にしたマークがVISAのタッチ機能の証。

このマークが書かれている店舗で、EVERINGは使えます。

その他、リングのサイズやカラーも記載されていますね。

EVERINGはイギリスのロンドンでデザインされ、中国で作られたとも書かれています。

プロダクトのコンセプトでもある、Less is smart.。

「無くすことが賢い」という意味ですが、「削ぎ落としていく美学」とでも言えましょう。

さらに反対側にはVISAのマーク。

箱を開けて、あまりのシンプルさに感動

箱の上蓋をとってみると、こんな感じでEVERINGがまず見えます。

その中央には、Less is smart.の文字が。

これくらいどシンプルなのは、あまりに潔くて気持ちいいですね。

箱の下には、取扱説明書が入っています。

これが一部入っているだけで、あとは何もありません。

取扱説明書は見開きタイプ。

裏表に説明がびっしりと書かれています。

最初のアクティベーション（初期設定）に関して。

正直、最初の設定さえ終わらせてしまえば、あとはほぼやることはありません。

EVERING　本体を見てみる

EVERING本体のリングをケースから取り出してみました。

今回購入したのは8.5サイズで、日本サイズでは17号相当です。

アップで見てみると、おどろくくらいツヤツヤで滑らか。

黒くツヤがあり、普通にアクセサリーのリングとしてもキレイです。

サイズ感としては、ちょっと大きくて太い感じ。

小ぶりではなく、それなりに存在感がありますね。

ただ、ゴツすぎて嫌味っぽいわけでもなく、ファッションを選ばないような雰囲気はあります。

EVERINGをつけてみた

EVERINGを装着。

今回のサイズは、薬指につけてみようと思って買ってみました。

事前に公式サイトのサイズ表で確認していたので、良い感じにぴったりでした。

EVERINGをはめたまま、手を広げてみるとこんな感じ。

ちょっとゴツめではありますが、雰囲気はおとなしいと思います。

付けている感じもなめらかなので、違和感も全くないですね。

EVERINGの内側には、リングサイズとVISAのロゴ

内側にはVISAのロゴが記されています。

これが表じゃなくて、本当に良かった　苦笑

VISAのロゴの反対には、8.5のサイズ表記が。

ちゃんとリングのサイズが確認できるように、それぞれ刻印されているんですね。

EVERING　アプリのダウンロードと初期設定

では、ここからはEVERINGの初期設定・アクティベートのやり方を紹介していきます。

全く難しいこともなく、5分程度で完了しました。

EVERINGのアプリをダウンロードする

まずは全ての設定の基本となる、EVERINGのアプリをダウンロードします。

iPhoneの場合はApp Storeから。

everingと検索すると、サジェストでも出てきます。

パッケージと同じロゴで、アプリのロゴも表示されています。

入手を押して、ダウンロードします。

EVERINGのアプリを開き、ユーザー登録をする

アプリのアイコンをタップして開きました。

EVERINGのロゴが立ち上がってきます。

メールアドレスとパスワードの入力画面が表示されます。

注意したいのは、オンラインストアで購入した時のIDとパスワードとは異なること。

なので、最初はアカウント登録する必要があります。

任意のメールアドレスとパスワードを入力
プライバシーポリシーと利用規約にチェック

これでアカウント登録に進んでいきます。

登録したアドレスに認証メールが送られてくるので、メールを確認します。

無事、認証メールが届いていました。

表示されているURLをクリックして、アドレスの認証は無事に完了。

電話番号を登録

メールアドレスに続いて、次は電話番号を登録していきます。

さすがにクレジットカード情報扱うだけあり、認証の工程が多いですね。

電話番号を入力して、ショートメールで認証コードを受け取ります。

電話番号を入力するとSMSで6桁のコードが送られてきます。

それを入力すれば、電話番号の認証も完了します。

EVERINGをアクティベートする

続いて、EVERINGの本体をアクティベートしていきます。

アクティベーションとは、「使える状態にする」ということです。

まず、リングサイズの確認です。

EVERINGはなんと、アクティベートする前であれば一度だけリングの交換が可能です。

（送料はユーザー負担）

アクティベート後の交換は出来ないので、サイズがしっかりと合ったのを確認した上で、同意ボタンを押して下さい。

続いて、アクティベーションコードを読み込ませます。

外箱裏側のQRコードを読み込む
購入時に通知された、アクティベーションコードを直接入力

のどちらかを選択。

QRコードを読み込んで、アクティベーションをする

今回はQRコードを読み込むことにしました。

スキャンのボタンを押すと、カメラが立ち上がります。

外箱を包装するビニールに付いているQRコードを読み込みます。

本人情報登録

QRコードを読み込むと、本人情報の登録に進みます。

名前
名前（英語表記）
生年月日
性別
郵便番号

を入力していきます。

本人確認をするために、プッシュ通知の設定をします。

ここはそのままオンにして、次へ進みます。

EVERINGのアクティベーションが完了

以上でEVERINGのアクティベーションが完了です。

この状態からすでに使えるようになっているので、続いてクレジットカードを登録していきます。

クレジットカードを登録して、EVERINGにチャージする

アクティベーションが済んだら、クレジットカードを登録。

手入力でクレジットカード情報を入れるか、スキャンしてカードを読み取る事もできます。

一般的なカードのブランドなら一通り使えるので、はじかれる心配もさほどないかと思われます。

クレジットカードの登録が済むと、チャージに進みます。

スライダーを動かすか、規定の数字をタップしてチャージ金額を決めます。

とりあえず3000円をチャージしてみることに。

最終決定前に、金額の確認が表示されます。

金額がOKであれば、「チャージ」をタップします。

無事、チャージが完了しました。

毎回チャージするのも面倒なので、オートチャージもそのまま設定してみます。

オートチャージの設定

オートチャージの設定です。

オートチャージを許可に設定しておくと、自動的にクレジットカードからチャージしてくれます。

下限金額を設定

「これ以下の残高になったら、オートチャージしますよ」という設定。

デフォルトでは3,000円になっていましたが、僕は1000円に設定しておきました。

チャージ金額を設定

オートチャージ毎にチャージされる金額です。

ここも3,000円になっていましたが、これはそのままの設定にしておきました。

初期設定・アクティベーション・チャージが完了

以上でEVERINGのアクティベーションが完了。

これで無事に使えるようになりました。

初期設定5分、カードの登録からチャージまで5分と、10分くらいで全て完了です。

もう少し、アプリの内容を見ていこうと思います。

EVERINGアプリのホーム画面

EVERINGアプリのホーム画面はこんな感じ。

ぼかしになっているところは、「個人名’s evering」と書かれており、本人だとわかります。

左上：メニュー
右上：EVERINGのロック
中央：残高
下：チャージ

といったような使い勝手で、とてもシンプルです。

アプリのメニュー一覧

アプリのメニューはこんな感じ。

こちらも特に難しいことはなく、いたってシンプルな構成になっていますね。

iPhoneの場合、FaceID／TouchIDの設定をする

メニュー内にある、セキュリティ設定から、Face IDやTouch IDが設定できます。

正直毎回パスワードを入れるのは面倒すぎるので、これはオンにしておいた方が個人的には良いですね。

Face IDを設定するためには、最初にアカウント登録したパスワードを打ち込めばOKです。

実際にEVERINGを使ってみた　レビューと感想

EVERINGを指にはめて、実際に決済をしてみました。

使ってみた店舗は、

セブンイレブン
マクドナルド

の2店で、動画でも紹介しています。

動画には入っていませんが、イオンでの買い物にも使えました。

基本的にVISAのタッチレス機能を利用するので、決済を選択する際は、クレジットカードを選びます。

最初、どの決済方法を選べば良いのか、正直戸惑いました。

決済時は、リングの向きに注意が必要

動画でも失敗していますが、決済時はリングの向きがかなり重要です。

端末に対して、垂直ではなく平行である必要があります。

リングをしていると、ついついグータッチのようにしてかざしたくなります。

が、実際には端末に、猫の手のようにして近づけるのが正解。

慣れないうちはなかなか決済ができず、モタついてしまいました　汗

後ろに人が並んでいるとかなりプレッシャーなので、何度か使って慣れるのが良いかと思います。

EVERINGを使ってみて感じた「メリット」

EVERINGを使ってみて感じたメリットは、

リングでそのまま決済できるのは、とにかく楽
充電の必要がなく、ストレスがない
オートチャージなので、アプリをイジる回数も少ない
アクセサリーとしても普通にカッコいい

といったところですね。

リングでそのまま決済できるのは、とにかく楽

もう、EVERINGの特性そのままですが、スマホやスマートウォッチよりもズバ抜けて楽！

リングを付けている手を端末にかざすだけなので、コンビニなんかの買い物は本当にスムーズ。

スマホ決済も楽ですけど、さらに便利さを超えてきたという感じですね。

充電の必要がなく、ストレスがない

ガジェットのほとんどは充電をして使うものですが、EVERINGは一切電気を使いません。

充電という手間が一切ないので、本当に日常に溶け込むような感覚ですね。

充電器が増えてスペースを埋めるということもないので、物がかさばらなくて良いです。

いちいち充電を気にしなくて済むのは、本当に気が楽です。

オートチャージなので、アプリをイジる回数も少ない

普段の買い物程度で使うので、僕個人としてはあまり大きな金額の決済はしないんですね。

が、残額が減った時のオートチャージも便利。

これもいちいちアプリを立ち上げて、チャージの設定をする手間が省けます。

細かい手間も、増えてくるとなにかと煩わしいので、そこを気にする必要が無いのは良いですね。

アクセサリーとしても普通にカッコいい

クセのないシンプルなブラックのリングなので、アクセサリーとしても普通にカッコいいです。

ちょっと太めなので、特に男性にはよく合うんじゃないかと感じています。

質感も、ツルツルとして光沢があり、指にもすんなり馴染んでくれます。

年内にはホワイトのカラーも出るようなので、白と黒で選べると嬉しいですね。

EVERINGを使ってみて感じた「デメリット」

反対に、EVERINGを使ってみて感じたデメリットも挙げてみます。

端末に反応しにくいことがある
4年間の有効期限がある
使える店舗や端末がまだまだ少ない

といったところですね。

端末に反応しにくいことがある

コンビニで初めて使った際、反応しているのかどうかがわかりにくかったです。

店員さんもガジェットに見慣れていないので、不思議な顔をされますね　笑

とまどって失敗すると、レジが並んでいる時はかなりプレッシャーになります。

追記

あれから何度かコンビニでEVERINGを使っていますが、やはり読み取りに失敗することが何度かありました。

どうやら、端末の中央にしっかりとかざすのが上手くいくコツみたいです。

セブンイレブンで使う場合、

クレジットカードを選択
端末にEVERINGをかざす

という流れで、読み込みに失敗するとかなり店員さんから怪訝そうな顔をされます　苦笑

EVERING自体が、あまりに新しすぎるガジェットで見慣れないのもあるので、できる限り一発で読み込んでもらえるようにかざしたいですね。

4年間の有効期限がある

EVERINGはクレジットカードと同じような扱いなので、4年間の有効期限があります。

クレジットカードなら、新しいカードが送られてくるのですが、EVERINGはどうなるか未定です。

個人的には5,000円くらいで新しいリングと交換してくれればと思うのですが、今後のアップデートに期待ですね。

使える店舗や端末がまだまだ少ない

コンビニやイオンでは普通に使えますが、一般のレストランなどではまだまだ端末が対応していません。

将来的には、アップデートによってさらに使える範囲が広がるようなので、そこも期待ですね。

早く、Suicaやカーシェアリングや家のキーなどに対応してくれたらと願います。