混沌を泳ぐ-PROGRESS STORY-|読んでみた感想


こんにちは、sho-designです。

 

読書感想文、今回読んだ本は、、、

混沌を泳ぐ-PROGRESS STORY-|中田敦彦 著

です。

 

混沌を泳ぐ-PROGRESS STORY- 概要

オリエンタルラジオ・中田敦彦さんの著書。

大きなブームになったPERFECT HUMAN以降の、

  • オンラインサロン設立
  • アパレル展開
  • You Tubeへの注力
  • 吉本興業からの独立
  • 海外移住

を綴った自叙伝です。

 

成功と挫折を何度も繰り返してきた中田敦彦さん。

PERFECT HUMANのヒット後に感じていた不安や葛藤を、ありのままに語っています。

 

テレビからインターネットに移り変わっていく時代。

「このままで良いのか」という強い危機感を一人感じていた彼は、西野亮廣や堀江貴文のようなオンラインサロンを設立。

 

最初は仕組みややり方もわからないまま進み、ルールの不備やメンバーの意識の違いなどで、運営に四苦八苦します。

しかし、凄まじい行動力とスピードで何度もトライアンドエラーを繰り返し、現在の形を作っていく。

そのオンラインサロンをきっかけに、You Tubeでの活動を軌道に乗せ、吉本興業からの独立。

宮迫博之とのWinWinWiinをスタートさせて、海外移住も実現させていきます。

 

サクセスストーリーだけではない、不安・葛藤・悩み・挑戦を描いた、挑戦者の物語です。

 

混沌を泳ぐ-PROGRESS STORY-を読んで感じたこと

オリエンタルラジオの二人は、僕自身と同級生。

同い年で二人とも輝かしい実績を残していますが、その影には確実に努力があり、そしてそれを今も継続しているということが本を通じてわかりました。

 

特に中田さんは普段から思考を繰り返していて、成功をしている時でも、

「このままじゃダメだ」

「いつかこの輝きは消える」

といった危機感を抱きながら過ごし、次の一手を探っています。

 

そんな不安を感じる性格の上、さらに一つの分野でトップになりたいという野心も持ち合わせている。

繊細さと情熱をかけ合わせた人なんだなと感じさせられました。

 

自分自身と照らし合わせて考えてみると、

「ここまで深く考え、実際に行動し、継続をさせていく」

といったことが出来るだろうかと比較してしまいました。

 

本書の中に堀江貴文さんとの会話もありましたが、商売の基本はとても泥臭いことなんだと。

西野亮廣さんもどぶ板営業でチケットを売り、そこからオンラインサロンを国内最大級に育てていった経緯も書かれていました。

 

人は著名人の輝かしいところだけを見て、

「あの人はすごい、あの人は特別だ、あの人だから出来るんだ」

と考えてしまいがちです。

ただ、成功している人から、成功している人を語っているポイントを見ると、

  • 考える
  • 行動する
  • 失敗する
  • 失敗から学び乗り越える
  • ひたすらに継続する
  • 何が何でもやり通す

といったメンタルの部分がほとんどだと感じさせられました。

 

地頭力や才能もある程度は影響している点もあると思いますが、やはり実際に行動する人間が成功の一歩を踏み出すのだなと。

そして人は、その行動を起こすこともなく、ただただ成功者を羨んでいるということを、改めて認識した思いです。

 

この本を読んで、やれることはやってみようと思えました。

日常を深く考え、適度な不安感を抱き、それを乗り越えながら成長を止めないという姿勢を、大事にしていきたいと思います。

 

混沌を泳ぐ-PROGRESS STORY- 印象に残ったフレーズ

けれど、ビジネスがうまくいく人はみんながやりたがらないことを当然のようにやっている。

 

華やかに目立てたり人に褒められたりすることでは無いことでも、自ら進んでやれる人は、他の人より信用と経験値を大きく積める

 

直ぐに利益を得られないものに地道に努力を重ねられる人や、〝言われていないこともする人〟は、自分の想定より遥かに少ないことを知った

 

自己実現欲求や承認欲求だけで動いて相手や周囲への配慮に欠けるうちは、届けたい思いを届けたい人に届けることはできない

 

しつこさだね。成功するやつはしつこい。

アイデアがいまいちでもしつこさや図々しさがあれば成功する

 

マイノリティを無視してはいけない。マイノリティこそ優しさを求めている。しかしマジョリティももちろん無視をしてはいけない。なぜなら多いから

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